1月25日(月) 鹿児島県出水市立江内小学校にて、ソニー株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「MESH™ で発明家にチャレンジ」を実施しました。この授業ではIoTブロック「MESH™」を活用し、学校を便利にするアイデアを子どもたちが考え、ソニーのMESH開発者に発表します。子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子どもたちの発表アイデア1

アイデアのタイトル:人が教室に入ったらあいさつをする装置

  • 班名 : C班
  • アイデアの説明
    教室に入ってきた人を、人感ブロックで感知し、あいさつが流れる仕組みを考えました。特に、朝など最初に教室に来た人が寂しいと思って作りました。また、出入口につけてあるので、誰かが来ると「おはようございます」と声が流れることで、教室にいるみんなに気づいてもらうことができ、気持ち良く過ごせると思いました。
  • 使用したMESHブロック
    ボタン  /  LED  /  動き  /  人感  /  明るさ  /  湿度・温度
アイデアがまとめられた発表用ワークシート

講師からのコメント

朝、昼、夜で違うあいさつにするにはどうしたら良いですか?

人感ブロックの後に3種類のタイマーをつなげて、時間を区切れば出来ると思います。

(先生)いろいろな国の言葉が流れても勉強になりますね。

そうですね。毎回同じ声ではなく、違うあいさつがランダムに流れたら「今日はどんなあいさつだろうか」と、学校に来るのが楽しみになりそうです。

子どもたちの発表アイデア2

アイデアのタイトル:手を洗ったら音が鳴る装置

  • 班名 : E班
  • アイデア説明
    冬になると手を洗わない人が増えるので、コロナ対策を踏まえて、水道のそばに人感ブロックを設置して人を感知すると「手を洗ってコロナ対策をしよう」と呼びかけます。そうすることによって、みんなが手洗いをするようになり、コロナ対策にもつながります。
  • 使用したMESHブロック
    ボタン  /  LED  /  動き  /  人感  /  明るさ  /  湿度・温度
アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表の様子

講師からのコメント

人がたくさん通ると声が重なって出てしまうのですが、どうすれば良いですか?

設定から人感ブロックの感知する間隔を30秒程度に変えてみて下さい。

(実際に変えてみて)上手く出来ました!!

とても元気の良い声が流れてくるので、楽しく手洗いができそうですね。

子どもたちからの質問

MESH™を作ったきっかけを教えてください。

目覚まし時計をセットしても、無意識のうちにアラームだけ止めてまた眠ってしまった経験は皆さんありませんか?

私自身のそのような経験から、「アラームのストップボタンだけ洗面所につけられれば、そういった失敗もなくなるのに、そういったことが手軽に実現できないのは何でだろう」と思ったのがMESH™をつくろうと思ったきっかけです。

アイデアはゼロからではなく、困ったことを解決するところから始まります。他の人が気付かないような世の中の課題を発見し、それを解決していけるような人と働けたら楽しいと思います。
今日の、皆さんの発表はとても良かったです。今日はありがとうございました。


このプログラムはソニーの国内における子どもの教育格差縮小のための取り組み
「感動体験プログラム」の一環として運営しております。

感動体験プログラム:https://www.sony.co.jp/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/kando/
MESH™:https://meshprj.com/jp/ 


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