7月8日(木)岡山県和気町立佐伯小学校にて、ソニー・ミュージックエンタテインメントとインターネットで繋がる遠隔授業「アーティストをプロデュースしよう!」を実施しました。
子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子どもたちの発表アイデア1
- キャッチコピー : 「明るい」と「ロマンチック」
- アイデアの説明
「明るい」と「ロマンチック」の印象カードを選び、コロナに悩んでいる人をターゲットに考えました。
「一度笑ってみよう!」をキャッチコピーに、ワンピースは暗い気持ちから明るい気持ちになるグラデーション、黄色の花畑の風景のポスターにしました。
イヤリングは、しずくの形で涙をイメージしています。
講師からのコメント
このポスターを見た瞬間に黄色の花畑が目に飛び込んできました。インパクトのあるポスターでいいですね。曲タイトルだけでなく、アーティスト名も入れると、見た人に「足立佳奈」が伝わると思いました。元気がもらえてよかったです。
色彩もきれいで、ポスターを見た人が前向きになれると思います。
また、「コロナに悩んでいる人が」ターゲットとありましたが、ここを考えるのはとても重要です。世の中が今どんな状況で何を求めているのかなど、しっかり考えてプロデュースにつなげていくことが大切だと思います。
子どもたちの発表アイデア2
- キャッチコピー : 「かわいい」と「明るい」
- アイデアの説明
この曲を聴いた人が元気を出してほしいと思い、このプロデュース案を考えました。ポスターでは、「元気な心になろう」をキャッチコピーに、雨が上がって虹がかかっていて、悩んでいる人が元気に明るくなるイメージを表しています。
講師からのコメント
CMの衣装が色鮮やかでいいと思います。
どんな人に知ってもらいたいかということから、ポスターをどこに貼るのかまで考えているのが素晴らしいと思います。
「元気な心になろう」というキャッチコピーも印象的でよかったし、ハイビスカスをモチーフにしたことが、統一感があってよかったと思います。
子どもたちからの質問
どうしてSMEに入ろうと思いましたか?
SMEは音楽・俳優・芸人・アニメなど、さまざまなエンターテインメントを取り扱っているので、世界中の人を楽しませることができるのが良いと思い、この会社に入りました。
どうやって曲を作っていますか?
歌手が表現したいこと・伝えたいことを、それを支える裏方(広報など)と話し合いながら作っていきます。
一つの曲を何日かけて作っていますか?
今回みなさんにプロデュースしてもらった「ココロハレテ」はレコーディングから発売まで3か月かかりました。曲によっては半年・1年かかるものもあります。
ソニー・ミュージックエンタテインメントの講師からのメッセージ
みなさんアイデアをしっかり考え、「伝える」ことを大切にした発表の仕方や表現が素晴らしかったです。こうしたビデオ通話でもしっかりと伝わってくるよい発表でした。
今回の授業をきっかけにいろいろな音楽を聴いてもらえたらと思います。
一つの曲が生まれるまでに、マネージャー・レコーディング・エンジニア・宣伝などいろいろな人が関わっています。歌手は思っていることを伝えて、みんなでそれを理解して曲を作っていきます。
今回皆さんはプロデュースの部分をやっていただきましたが、歌詞から伝えたいことを理解してアイデアを考えるという部分で、とてもよくできていたと思います。
さまざまなアイデアを聞けて楽しかったです。ありがとうございました。
このプログラムはソニーの国内における子どもの教育格差縮小のための取り組み
「感動体験プログラム」の一環として運営しております。
感動体験プログラム:https://www.sony.co.jp/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/kando/
ソニーミュージックの実施授業の詳細は、こちらのページにて確認できます。
https://progaku.com/sme-jissen/