10月13日(水) 静岡県藤枝市立高洲中学校にて、株式会社デサントとインターネットで繋がる遠隔授業「新しい体育着を考えよう」を実施しました。
自分たちがデザインした体育着を企業にプレゼンすることで、実際に商品の開発をしているような雰囲気の中で子どもたちは真剣に取り組んでいました。
子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
アイデアのタイトル:NEW体育着
- アイデアの説明
ボタンをつけることで着脱しやすく、快適に運動ができるように吸湿性に優れたポリエステルを使用しています。また夏の暑さ対策として薄さにもこだわり、透けない程度の薄さにしました。今まで「体操着は白色」でしたが黒色も選べるようになっています。
□アイデアがまとめられた発表用ワークシート
講師からのコメント
服にボタンをつけることで暑い時にボタンを外して涼しくできること、ボタンがあると着脱が早くなるという発想は着眼点が良かったです。ポリエステルは吸湿性があり、コットン(綿)は肌触りが良く、再生繊維は環境に良いなど繊維ごとに特徴があります。ちなみにポリエステルと綿はスポーツウェアでよく使われているので、その点も踏まえるといい体育着になると思います。
授業最後の講師からのコメント
デサントでは、主にスポーツの時に着る服を作っています。今日はみなさんに大谷選手が着ているアンダーシャツを送りました。実はそのアンダーシャツには秘密があって、脇下に切り込み(スリット)が入っています。ここにスリットを入れることでボールを速く投げるために腕を大きく回すことができるようになりました。デサントはそのスリットが入ったアンダーシャツを開発することで大谷選手の活躍を陰ながら支えています。 みなさんのプレゼンを聞いて、体にフィットしたスポーツウェアにこだわってきましたが、サイズ感について指摘されることが多かったので、今後の商品の参考にしたいなと思っています。
株式会社デサントの授業の詳細はこちらをご覧ください。
pro-school.main.jp/descente/