10月21日(火) 山都町立中島小学校にて、ソニーの社員とインターネットで繋がる遠隔授業「MESH™で発明家にチャレンジ!!」を実施しました。

MESH™は、あったらいいなをカタチにする、ソニーのIoTブロック。「学校生活をもっと便利にするためには、どうすればよいだろうか?」というミッションのもと、子どもたちは講師となるMESH™開発チームの社員に対してアイデアを発表しました。授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

授業の詳細はこちら
http://pro-school.main.jp/sony-mesh/

子どもたちの発表アイデア

アイデアのタイトル:畑を野生動物から守る

  • アイデアの説明

学校の畑やグラウンドがイノシシなどの野生動物に荒らされないよう、MESH™を使って動物を追い払うアイデアです。夜9時から朝6時の間に動物が入ってきたら人感ブロックが感知し、写真を撮ってタブレットに通知します。また、同時にスピーカーから「おりゃー!!」と音を出して脅かし、動物を追い払います。実際に野菜を育てていた畑を荒らされ、どんな動物が来たのか知りたいと思ったことをきっかけに生まれたアイデアです。

  • 使用したMESHブロック
    ボタン  /  LED  /  動き  /  人感  /  明るさ  /  湿度・温度
アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表中の様子

講師からのコメント

講師

音声にびっくりしました。良いアイデアですね。なぜ時間を夜だけに設定したのですか?

児童

昼間は人が出入りするので、大きな音がほかの人の迷惑になると思ったからです。学校に誰もいなくなる時間に設定しました。

講師

なるほど、とても良い仕組みですね。どんな動物が来ているのか気になります。実際に試してみたいですね。

子どもたちからの質問

児童

MESH™はどんなものに使われていますか?

講師

例えば農家では、ビニールハウス内の温度を感知してスマートフォンに通知したり、データをインターネットを通じてグラフ化したりといったことに使われています。それまでは人がハウス内の温度を調べていましたが、わざわざ行かなくても済みますよね。このようにインターネットとMESH™をつなぐことで、いろいろな使い方ができるようになります。

児童

なぜソニーに入社したのですか?

講師

新しいものを作る仕事がしたいと思ったからです。WALKMAN®やプレイステーション®、自律型エンタテインメントロボット“aibo”など、ソニーは新しいものを世の中に出す会社だったので入社しました。

質問タイムの様子

講師からのコメント

MESH™の研究開発も、課題に対する「あったらいいな」を試すところから始まりました。最初のステップは、今回皆さんがチャレンジしてくれたことと同じですね。普段当たり前だと思っていることを、注意深く見ていくことが大切です。新しい発明のヒントは日頃の観察から生まれることを覚えていてもらいたいと思います。今後もその視点をもって頑張ってください。

今日はいろいろなアイデアを発表し、質問もたくさんしてくれてありがとうございました。とても楽しかったです。


このプログラムはソニーの国内における子どもの教育格差縮小のための取り組み
「感動体験プログラム」の一環として運営しております。

感動体験プログラム:https://www.sony.co.jp/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/kando/

MESH™:https://meshprj.com/jp/

MESH™で発明家にチャレンジ」の授業の詳細はこちらをご覧ください。
http://pro-school.main.jp/sony-mesh/

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