11月10日(水) 新潟県長岡市立太田小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。

5・6年生の子ども達が考えた省エネの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

アイデアのタイトル:エアコンの省エネ

  • アイデアの説明

寒いときに、エアコンを使わずにストーブなどほかのものを使うと、10時間で16500w節約できました。また、寝る時も毛布で耐えるようにしたら、8時間で13200wの省エネになりました。

他にも、時々電源を切る、カイロを貼る、暖かい服にする、湯たんぽを使う、寝る直前までホットヨガをするなどのアイデアを考えました。

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表中の様子

講師のコメント

講師

たくさんアイデアが出ましたね。エアコンはエネルギーをたくさん使うので、そこに目を向けたのが良かったです。毛布や服装など電力を使わずにできるのは素晴らしいですね。ホットヨガは私も実践してみたいと思います。

さて、ここでクイズです。部屋を暖める時、エアコンの風向きはどうするのが良いかな?

1 上向き  2 水平  3 下向き

意見が分かれたようですが、正解は「3」です。暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まるので、下に向かって暖かい空気を送ると部屋全体が暖かくなります。ただ、今のエアコンは自動運転機能がついているので、それを使うのが一番の省エネになります。

子ども達からの質問

児童

富士通はどういう仕事をしていますか?

講師

テクノロジーを使っていろいろな仕事をしています。例えば、宇宙を調べる「はやぶさ2」にも富士通のテクノロジーが使われています。また、生体認証を搭載したスマートフォンやAIを使ったシステムも作っています。私は水道料金のシステムのプログラムを作っています。

質問タイムの様子

富士通株式会社の講師からのメッセージ

今日はいろいろな省エネ方法を考えてくれてありがとうございました。面白いアイデアがたくさんあって楽しかったです。省エネというのは一回やっておしまいではなく、継続することが大切です。全く電気製品を使わないのが最大の省エネですが、体を壊しては困りますので、無理のない程度に家や学校で続けていってほしいと思います。

皆さんが大人になる頃にはもっとテクノロジーが発達して、宇宙からお仕事をしているかもしれませんよ。たくさん勉強して、素敵な未来を作ってくださいね。


富士通株式会社の授業の詳細はこちらをご覧ください。

おすすめの記事