10月14日(金) みそみ小学校にて、ソニーとインターネットでつながる遠隔授業「MESH™ で発明家にチャレンジ!!」を実施しました。

MESH™は、あったらいいなをカタチにする、ソニーのIoTブロック。「学校生活をもっと便利にするためには、どうすればよいだろうか?」というミッションのもと、6年生24名の子どもたちがMESH™開発チームの社員に対してアイデアを発表しました。授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

授業の詳細はこちら
https://pro-school.main.jp/sony-mesh/

子どもたちの発表アイデア

アイデアのタイトル: 便座の閉め忘れを知らせる仕組み

  • アイデアの説明
    トイレに誰もいないときに便座が開いていると音で知らせてくれる仕組みを考えました。誰かが便座を使っている時や閉まっている時には何もありませんが、開いたままになっていると明るいので、明るさブロックが感知して音が鳴り、知らせてくれます。
  • 使用したMESHブロック
    ボタン  /  LED  /  動き  /  人感  /  明るさ  /  温度・湿度
  • アイデアがまとめられた発表用ワークシート

講師からのコメント

講師

やってみて難しかったことはありますか?

児童

トイレの便座に明るさブロックをつけるので、閉める時に落ちないようにセットするのが難しかったです。

講師

どうやって解決しましたか?

児童

明るさブロックにテープをはって頑丈にして、落ちないように工夫しました。

講師

実際にやってみてどうでしたか?

児童

はい、うまくできました。

講師

アイデアはみんなで話し合ったと思いますが、 いくつかある中でどのアイデアが一番気に入っていますか?

児童

トイレの便座のアイデアです。

講師

確かに、このアイデアは面白いですね。
ふつうは電気の明るさなどをセンサーに感知させるのですが、このアイデアは、便座に座った時の背中でセンサーをふさぐことで暗くなり、感知させています。人感ブロックにも近い役割ですね。
人が便座を使っている時と、フタが閉まっている時に暗くなることを利用した面白いアイデアだと思います。

子どもたちからの質問

児童

仕事の中で一番大変なことは何ですか?

講師

プログラムは、作って直して、実際にお客さんに触ってもらって、また直して、という作業を繰り返して進化しています。
新しいプログラムを作る過程では、うまく動かないこともあります。
「なぜ、うまく動かないのか?」という課題を見つけることはとても難しいですが、そんな時は、いろんな人と協力し、多様な視点のアイデアをもらうことで解決できます。

児童

MESH™を作るときに一番難しかったことは何ですか?

講師

MESH™ブロックの中には、コンピューターと通信するための電子部品やセンサーなどがたくさん入っています。
さらに、ブロックを落としても大丈夫なように頑丈にしなくてはいけません。
小さく、頑丈なブロックの中にたくさんのセンサーを詰め込むことがとても難しかったです。

講師からのコメント

講師

私も田舎に住んでいました。小学生の時には、こんなビルが並ぶ都会で働くことは想像していませんでした。
昔からモノをつくることが好きで、今でも変わらずに好きです。それが仕事につながっています。
皆さんもいまの好きなことを突き詰めていって社会に貢献できる人になってください。


このプログラムはソニーの国内における子どもの教育格差縮小のための取り組み
「感動体験プログラム」の一環として運営しております。

感動体験プログラム:https://www.sony.com/ja/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/kando/

MESH™:https://meshprj.com/jp/

MESH™で発明家にチャレンジ」の授業の詳細はこちらをご覧ください。
http://pro-school.main.jp/sony-mesh/

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