11月22日(火)福島県いわき市立好間第四小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。
5・6年生の子ども達が考えた省エネの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
省エネに取り組む家電: 掃除機
- アイデアの説明
普段から頻繁に使う掃除機について5つのアイデアを考えました。
1 目立つゴミは先に拾ってから使う(図工の後など)
2 充電は使い切ってから次の充電をする
3 スイッチのオンオフを繰り返さない
4 吸引力が落ちてしまうので、たまったゴミはすぐ捨てる
5 床やごみの量に合わせて強弱を使い分ける
大きいごみを拾ってから掃除したら使用時間が20分から10分に減りました。絨毯は他の道具を使ったので、合計で20分短くできました。
講師のコメント
毎日使う掃除機を選んだのは良い発想ですね。1のアイデアはとても効果が有ると思います。3は授業で習ったのかな?
おうちの人に言われました。
自転車の漕ぎ始めが大変なのと同じように、モーターを回すには初動に大きな力がかかります。ですから頻繁にオンオフすると余計に電力をつかってしまうんですね。絨毯はどんな道具で掃除したのですか?
コロコロクリーナーです。
なるほど。使うのも楽しくて良いですよね。
2の充電池の使い方ですが、リチウムイオン電池は使い切ってしまうのは実は良くないのです。10%程度残して充電した方が長持ちします。充電しっぱなしは無駄になると思いがちですが、いっぱいになると自動的に充電がストップする仕組みが有るので大丈夫ですよ。
子どもたちからの質問
富士通の名前の由来を教えてください。
元々は、電話交換機を作る「富士通信機」という名前の会社でした。それを短くして「富士通」という名前になりました。
富士通ではどんな省エネをしていますか?
会社では無駄をなくすために色々なことに取り組んでいます。例えば、パソコンを省エネモードにしたり、オフィスの明かりをLEDにしたり、トイレの電灯も人感センサーで消点灯します。エアコンの設定温度も季節によって変えています。
授業最後の講師のコメント
今日はたくさんのアイデアを考えてくれてありがとうございました。とても参考になりました。省エネというのはこれで終わりではありません。今回一緒に考えたことを、みんなで毎日少しずつでも続けていくことが大切です。よろしくお願いします。
富士通株式会社の授業の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/fujitsu/