11月30日(水)川崎市立新城小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。 子ども達が考えた省エネの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
省エネに取り組む家電: 冷蔵庫
- アイデアの説明
冷蔵庫を開けてから何を使うか考えてしまう人が多いので、冷蔵庫の中に入っているものを紙に書いておくことにしました。実際に試してみたら、開ける回数が32回から22回になり、開けている時間も少なくとも10秒くらい減らすことが出来ました。
講師のコメント
紙に冷蔵庫に入っているものを書いておくというのは、ナイスアイデアですね。私もすぐ忘れて開けてから考えてしまいます。冷蔵庫は開閉が少ない方が節電できます。開けて庫内の温度が上がると、それを元通りに冷やそうとして電力を使うからです。開ける回数と長さ両方に気を付けることで効果が有ります。最新型の冷蔵庫では庫内にカメラが付いていて、スマホで外からでも何が入っているかわかるものもありますが、とても高価で買い替えるのも難しいです。ですから「紙に書く」というお金を使わずに出来る工夫はとても良いと思います。
子どもたちからの質問
ドライヤーの強と弱ではどのくらい消費電力が違いますか?
大抵のドライヤーは強が1,200W、弱が600Wなので半分くらいですね。
1Wはいくらですか?
電気会社によっても少し違いますが、1kwで25.91円くらいです。つまりこの千分の一ですから1Wあたり0.2591円です。とっても小さい値と思うかもしれませんが、これが積もっていくと大きな値段になるんですよね。
エアコンの省エネ法を教えてください。
フィルターの掃除をすることです。フィルターが汚れていると電力をより多く使ってしまいます。きれいにしておくと節電になりますよ。
授業最後の講師のコメント
今日は省エネの工夫に取り組んでくれてどうもありがとう。考えただけではなく、実際に試してみてくれたことがとても良かったと思います。私も試してみたいアイデアがたくさんありました。
一回で節約できるのはちょっとかもしれないけれど、毎日皆で続けていくと大きな省エネになり、それが地球を救うことに繋がります。これからも工夫して省エネを続けてくださいね。
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