6月13日(木)静岡県掛川市立倉真小学校にて、株式会社デサントと『新しいスポーツウェアを考えよう』を実施しました。子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

□アイデアの説明
体操着について困っていることは、汗の吸収が遅く乾かないことです。困り事を解決するために空気が入りやすい薄い布にします。色は森のイメージで緑を選びました。汗をかくと目立つので首回りと袖を少し濃い色にします。胸の校章は気に入っているので変えません。背中の下の方に「掛川」と入れました。

□アイデアがまとめられた発表用ワークシート

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表の様子

講師からのコメント

講師1

さわやかな色で目立って良いですね。また、汗をかきやすいところを濃くしているアイデアもすごく良いです。汗染みについて工夫しているのが素晴らしいです。後ろの「掛川」もポイントになっていますし、倉真小の場所が分かるのも良いと思います。

質問タイムの様子

授業最後の講師からのコメント

講師1

今日はアイデアを聞かせてくれてありがとうございました。社会人になると自分の考えを発表する機会も多くなります。小学生のうちから今回のような体験をするのはとても大事なことです。今後の活動にぜひ生かしてください。

みなさんの多くが課題として考えてくれたのが「汗が乾きにくい」という問題でした。倉真小の体操服にはコットンが使われていますが、コットンには肌触りが良く汗を吸収しやすいが乾きにくいという特徴があります。ポリエステルやポリプロピレンは乾くのが速く、スポーツウェアに向いています。最近はウール(羊毛)も注目されています。ウールというと暖かいというイメージが強いですが、汗を吸いやすく、乾きやすく、そして匂いも吸収してくれるため、登山やスキーのウェアに利用されています。

今回の課題でもそうでしたが、商品を考える上で「自分が買いたくなるようなものか?」「着たくなるようなものか?」は大事なポイントです。これからも「自分が欲しいものか?」を大切に考えてみてください。  今年はパリ五輪も開催されます。テレビの前で一緒に盛り上がりましょう。


株式会社デサントの授業の詳細はこちらをご覧ください。
pro-school.main.jp/descente/

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