6月14日(金) 三重県津市立榊原小学校にて、株式会社モスフードサービスとインターネットで繋がる遠隔授業「地元の食材を使っておいしい×◯◯なご当地バーガーを提案しよう」を実施しました。 子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子どもたちの発表アイデア
アイデアタイトル
おいしい×榊原愛
榊原米ライスバーガー、さつまいもシェイク、ななくりせんべいアイス
アイデアの説明
私たちは全て榊原の地元の食材を使用したメニューを考えました。榊原のお米は甘みが強く、もちもちしていて美味しいのでライスバーガーにしました。中に挟む鹿肉は臭みがないので子どもにも食べやすいと思います。さらに、低カロリー・高たんぱくで健康にもよいバーガーです。たまねぎやレタスも地元の農家さんが真心こめて作った野菜を使用しています。
サイドメニューのさつまいもシェイクは地元の就労支援施設で育てたさつまいもを使用しています。シェイクのカップも紫色のロゴに変えて工夫しました。 ななくりせんべいアイスは榊原温泉の人気のお土産であるななくりせんべいでアイスをサンドしました。せんべいがアイスでふやけてしまうので寿命10分のデザートです。
講師のコメント
地元愛にあふれたご当地バーガーのアイデアに感動しました。 ライスバーガーに目をつけてくれたのが嬉しいです。実は、ライスバーガーは1987年にモスバーガーが初めて開発して、当時は全国でもライスバーガーを売っているのはモスだけだったのですよ。
へぇ、そうなんだ!!知らなかったです。
鹿肉バーガーはボリュームもあって、栄養も摂れてとても良いアイデアだと思います。鹿肉は地元では日常的に召し上がるかもしれませんが、全国的にはあまり食べたことがない方もいらっしゃるので、全国で販売するには工夫が必要そうですね。
子どもたちからの質問
新しい商品をどのように考えているのですか。また、どのくらいの時間がかかるのですか。
1つの商品を販売するために、1年間ほどかけて開発をしています。他社の製品を試食し、試作を重ねて愛される商品をつくっています。商品を開発するまでにたくさんの苦労の積み重ねがあるんですよ。
農家さんはどのように見つけているのですか。
モスバーガーは地域限定商品を販売することがあり、その際には地域の店舗のオーナーさんや店長さんに地元の食材や農家さんを紹介してもらうことがあります。
また、モスで販売している商品は、全国の契約農家さんのほかに、地域の生産者とモスが共同で設立・運営している「モスファーム」という農場で採れる野菜も使用しています。
一日に何人ぐらいのお客さんが来るのですか。
平日は約100~120人、土日はその倍くらいのお客様がいらっしゃいます。
授業最後の講師からのコメント
皆さんのアイデアが素晴らしかったので、最寄りの店舗に皆さんの発表を掲示して、もっとたくさんの人に見てもらいたいと思っています。
協力してくださったおうちの方や、地域の生産者の皆様にも見てもらえたら良いなと思いました。素晴らしいアイデアを考えてくださり、ありがとうございました。
株式会社モスフードサービスの授業の詳細は、こちらのページにてご紹介しています。
https://progaku.com/mos/