6月21日(金) 和歌山県湯浅町立田村小学校にて、キッコーマン株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業『しょうゆ塾 「自分たちの郷土料理を考えよう」』を実施しました。

キッコーマンのしょうゆ博士からしょうゆの作り方や郷土料理について学び、自分たちの考えた新しい郷土料理を企業の講師に向けて発表しました。子供たちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

郷土料理名 
鯨の生姜焼き

工夫したこと
鯨の肉は臭みが有るので酒、しょうゆ、しょうがのしぼり汁などで下味をつけて臭みをとりました。キャベツを付け合わせにすると相性が良くおいしいです。

料理の説明
和歌山県は日本における捕鯨の発祥地です。400年以上も前から鯨漁をしていて、日本初の捕鯨船業組織が江戸時代に創設されたそうです。

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表の様子

講師のコメント

講師

発表ありがとうございました。鯨漁の歴史についても触れてくれました。「しょうゆ塾」で勉強したことを生かしてしょうゆを臭み取りに使ってくれたのも良かったです。東京ではなかなか食べる機会が有りませんが、みなさんは鯨をよく食べるのですか?

児童

はい。給食にも鯨の竜田揚げが出ます。

講師

そうなのですね。鯨肉は牛肉や豚肉、鶏肉に比べて高タンパク、低カロリーで鉄分も多くヘルシーな食品と言われています。鯨は髭や歯、皮まで捨てるところが無いそうです。

子どもたちの感想

児童

郷土料理を考えるのは楽しかったです。

児童

地元の湯浅や和歌山についてもっと詳しく知ることが出来ました。

児童

いろいろ調べて、特産物について詳しくなりました。

授業の様子

講師からのメッセージ

講師

皆さん,今日は発表ありがとうございました。
今回の活動を通して自分たちの住んでいるところの魅力が理解できましたか?考えてくれた郷土料理を博士も作ってみたいと思いました。湯浅はしょうゆの産地だそうですね。しょうゆは麹菌によって味や風味も変わるのでキッコーマンのしょうゆと比べてみてください。
キッコーマンでは麺つゆや焼き肉のたれ、調味料などいろいろな製品を作っています。しょうゆだけでも100種類以上あるんですよ。また、探して試してくれると嬉しいです。


キッコーマン株式会社の授業の詳細はこちらをご覧ください。

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