6月20日(木) 岡山県久米南町立弓削小学校にて、株式会社ニチレイフーズとインターネットで繋がる遠隔授業「冷凍食品の技術を学んで今までにない新商品を開発しよう」を実施。今回は福井県の南中山小学校の6年生がリモートで見学してくれました。 5年生7名の子どもたちが冷凍チャーハンのアイデアをニチレイの社員に発表しました。授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子どもたちの発表アイデア
アイデアのタイトル:だれでもチャーハン
アイデアの説明
私たちのグループは、アレルギーのある人でも食べられるチャーハンを考えました。具材はユズ・鶏肉・人参・グリーンピース・玉ねぎ・ジャガイモ・ネギで、玉子は使っていません。 デザートとしてイチゴ・ブドウ・ユズなど、どの味が出るかわからないアイスクリームもついています。また、お楽しみとして自分たちで作る川柳もつけることにしました。
講師からのコメント
発表ありがとうございました。アレルギーのある人でも食べられる、というアイデアはどうして思いついたのかな?誰かアレルギーの人がいるの?
弟がアレルギーで食べられないものが有ります。
身近にいるからこそのアイデアですね。素晴らしいです。
デザートだけでなく、川柳も見ながら楽しめるのが面白いです。みんな川柳を作るんですか?
はい!
すごいね!後で一句、聞かせてください。
南中山小の子どもたちの感想
アレルギーのある人のことも考えている案がとても良かったです。デザートにアイスがついているのも楽しいです。
子ども達からの質問
久米南町の名産はキュウリです。キュウリを冷凍食品に入れられますか?
キュウリは水分が多いのであまり冷凍には向かないのですが、ニチレイには「そのまま使えるきゅうり(輪切り)」という商品が有ります。主に給食などの業務用ですが500g6本分のキュウリが入っています。酢の物やナムル、ポテトサラダに最適です。
厚さ5ミリにスライスすることで冷凍食品として使えるようになりました。
家でも、キュウリを1本ずつラップで包むことで冷凍保存が可能なんですよ!試してみてくださいね。
授業最後の講師からのコメント
今日はアレンジレシピの発表、ありがとうございました。このアイデアをぜひ家で試しに作ってみてください。具の大きさをどうするのが良いかなどまた工夫してくださいね。 今回はメニューの開発を体験してもらいましたが、ニチレイという会社にはほかにも営業や製造、広報、マーケティング、フードロスやサステナブルを考える部署、社内をより良くする部署などいろいろなお仕事が有ります。自分の得意なことを生かした職業を探してみてくださいね。
堂々とした発表で、こちらが勉強になりました。「自分が食べてみたい」「誰かに食べて欲しい」という大事な感覚を改めて気づかされました。
今日は楽しかったかな?私は子供のころ、仕事をするのは嫌だなと思っていました。でも、大人になってみたら楽しいこともいっぱいあるし、働き甲斐もありました。みなさんも得意なことを生かして楽しくお仕事をしてください。いつか一緒に働けたら嬉しいです。
ニチレイフーズ株式会社の授業の詳細は、こちらのページにてご紹介しています。
https://progaku.com/nichirei-jissen/