6月28日(金) 岡山県久米南町立弓削小学校にて、ソニー・ミュージックエンターテインメントとインターネットで繋がる遠隔授業「アーティストをプロデュースしよう!」を実施しました。
子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

この曲で伝えたいこと
エールをあなたへ

アイデアの説明 
ココロハレテの曲を聴いて「明るい」「親しみやすい」印象をうけ、悩む人にエールをおくりたいとと思いポスターを作りました。
ポスターには三つの工夫があります。一つ目はポスターにあるガーベラです。この花には「希望」「常に前進」という花言葉があります。二つ目はブランコに乗っていることです。前に進んだら楽しいというイメージを出したいと思いました。三つ目は虹を描いたことです。悩みもあるけど前を向いているイメージを表しています。
また、ポスターとは別に、ココロハレテのダンスも考えました。(その場で実演いただきました!)

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表の様子(ダンスの実演)

講師との対話

講師1

ポスターにダンス、盛りだくさんに考えていただきありがとうございます!

まずはポスターの話をします。一つ一つのパーツに意味が込められていて素晴らしいですね。 あと、花言葉まで考えてくれたのもよかったです。ファンが気になって調べて、新たな発見ができることにつながると思います。

講師2

私も、花言葉を入れたのはよかったと思います。今はファンのみなさんの間で考察・議論させてバズらせるのがトレンドになっています。なんでガーベラ?ということで調べて、ファンそれぞれで意図を解釈してもらうためによい工夫だと思います。 なによりダンスすごいですね。ダンスは、さまざまな人がTikTokで踊って流行っているので、こちらも宣伝方法の一つとして良いと思います。音楽と振り付けは切っても切り離せないので、今っぽい宣伝のちらし方を考えてくれました。

講師1

ちなみに、ダンスのきっかけは何でしたか?

児童

SNSでバズるかなと思って考えました。

講師1

よいですね。ポスターに留まらず、バズらせるために多角的にココロハレテを見てくれたんだなと思い、嬉しかったです。

講師2

ちなみに、ワークシートは横向きだったけど、ポスターを縦に描いたのはどうしてですか?

児童

ポスターだから縦で描きました。

講師2

そうなんですね!
枠にとらわれず、人と違うことを考えることも良かったと思います。

講師1

そうですね。ポスターを縦にしたことで、ブランコが縦に高いところからあるんだなという躍動感も感じました。

子どもたちからの質問

児童

曲を出すときに気をつけていることは何ですか?

講師

気をつけていることとしては、アーティストにもよりますし、何枚目のリリースかにもよりますし、ターゲット・アーティストの立場などさまざまです。

ただ、結局はファンのみなさんを一番に考えています。SNSなどから、ファンのみなさんがどう思ってて、どういう曲が求められているかということを考えています。

児童

曲の宣伝方法はどうやって決めていますか?

講師

いい質問ですね!宣伝方法は、さまざまな方法で細かく決めています。例えば、新曲解禁発表をライブのあとサプライズで出したり、渋谷のビジョンに急に流すゲリラ放送を行ったりとド派手な方法もあります。一方で、発売情報やポスター解禁などをSNSで細かく情報を出す方法もあります。他にもラジオ・テレビ・YouTube・ダンス投稿などで流す広告など、時代と共に宣伝方法も変わってきており、考えるのがすごく大変なので、宣伝部署のスタッフさんと協力して行っています。

授業の最後の様子

このプログラムはソニーの国内における子どもの教育格差縮小のための取り組み
「感動体験プログラム」の一環として運営しております。

https://www.sony.com/ja/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/kando/

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの授業の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/sme-jissen/

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