7月1日(月) 山形県鶴岡市立大泉小学校にて、キッコーマン株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業『しょうゆ塾 「自分たちの郷土料理を考えよう」』を実施しました。
キッコーマンのしょうゆ博士からしょうゆの作り方や郷土料理について学び、自分たちの考えた新しい郷土料理を企業の講師に向けて発表しました。子供たちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

郷土料理名 
だだちゃかきあげうどん

料理の説明
鶴岡のだだちゃ豆は330年以上前から作られていて、風味や甘みが強いと言われています。また、庄内地方では牛肉よりも豚肉を食べることが多いので庄内豚を使いました。 しょうゆ味の麺つゆをかけます。

工夫したこと
若者や子ども向けにだだちゃ豆といろいろな野菜を使ってかき揚げにしました。鶴岡のだだちゃ豆と庄内豚を使ったうどんで地元のことをアピールできると考えました。

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表の様子

講師のコメント

講師

発表ありがとうございました。今回使ってくれる「麦切り」はそうめんより太く、うどんより細い麺ですね。山形では麺類をよく食べると聞きましたが皆さんもそうですか?

児童

はい。うどんもラーメンも食べます。

講師

皆さんは「赤・黄・緑」の食材を知っていますか?

児童

はい。家庭科で習いました。

講師

このメニューで、黄色はかき揚げと麺ですが、赤はどれだと思いますか?

児童

豚と、玉子と、かまぼこです。

講師

実はだだちゃ豆も赤に分類されます。体を作る基になるんですよ。ちなみに緑はどうかな?

児童

レタス・キュウリ・トマトです。

講師

そうですね。偏りなくいろいろな食品がバランスよく使われていて栄養面でもとても良いです。売り物になりそうですね。道の駅などに提案してみたらどうでしょう?

質問タイムの様子

講師からのメッセージ

講師

皆さん,今日は発表ありがとうございました。
秋には食品コンテストが有ると聞きました。味だけでなく、栄養バランスや盛り付けなどにも工夫が必要です。それから、何より実際に作ってみることが大切です。食べてみるとまた新しいアイデアが生まれると思います。皆さんの考えたメニューが入選して全国に広がるかもしれませんね。楽しみにしています。


キッコーマン株式会社の授業の詳細はこちらをご覧ください。

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