7月11日(木) 静岡県島田市立川根小学校 にて、株式会社LIXILとインターネットで繋がる遠隔授業「学校の安全を保つための製品企画を考えよう」を実施しました。 子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子どもたちの発表アイデア

トラブル女子更衣室のドアのところで人と人がぶつかるトラブル

製品の名前:ぴかっとメロディーセンサー君

製品の説明
更衣室の出入り口にカーテンがついていて、出入り口を行き来するときに相手が見えず、ぶつかって怪我をするかもしれないので危険です。
そこで、出入り口の上にセンサーを付けて、人が通ると反応してメロディーが鳴る製品を考えました。中の人と外の人でメロディーの音の高さを変えるところを工夫しました。また、ペッパーランプをカーテンの中に入れ、光でも合図をするようにしました。


発表用ワークシート
発表の様子

講師からのコメント

講師1

更衣室の出入り口でぶつかってしまう、危険度も頻度も高いテーマを選んだことが素晴らしいと思いました。製品の名前「ぴかっとメロディーセンサー君」がその製品の特長をよく表していて、とても良いですね。

講師2

音と光の両方を使ったのが素晴らしいアイデアです。どんな人でもわかるようにして安全にしたのがユニバーサルデザインで考えられていて、工夫されていると思いました。

講師1

グループに男の子もいますが、使ったことがない女子更衣室のトラブルを想像できましたか?

児童

いつも更衣室を使っている女の子に話を聞いて、危険な場面を想像することができました。

子どもたちからの質問

児童

LIXILが一番大切にしていることはなんですか?

講師1

LIXILが会社として大切にしていることは、「豊かで快適な暮らしをつくること」です。お年寄りでも子どもでもみんなが安全に快適に暮らせるように考えています。皆さんが今日発表してくれたこととよく似ていると思います。

児童

どのような方法で製品のアイデアを考えているのですか。

講師1

今回皆さんがグループでアイデアを考えてくださったように、LIXILでも皆で集まって、こんなところが危ないのではないか、こんなものが必要ではないか、と知恵を出し合いながら新しい製品を作っています。

児童

LIXILでは製品を作る以外にどんなことをしていますか。

講師1

LIXILでは、社会貢献の活動もしています。世界中には家の中にトイレがない暮らしをしている人々がいます。そのような人たちの家にトイレを作るなどの活動もしています。世界中の人に愛される会社になることが大切だと考えています。

質問タイムの様子

授業最後の講師からのコメント

講師1

それぞれのグループが学校内でのさまざまな危険を探し出してくれたことに驚きました。また、その危険に対する対策もそれぞれ工夫したアイデアを考えて発表してくれてことが嬉しかったです。

グループの皆さんで協力して一つのアイデアを考えられたこともとても素晴らしいです。私たちも新しい製品を考える際は、チームで協力することを大切にしています。きっと今回の皆さんの経験は今後に活きていくと思います。「楽しかった!」という気持ちを、ぜひ今後も大切にしてください。


株式会社LIXILの授業 「学校の安全を保つための製品企画を考えよう」の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/lixil/

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