9月9日(火) 宮城県川崎町立富岡小学校にて、ソニー・ミュージックエンタテインメントとインターネットで繋がる遠隔授業「アーティストをプロデュースしよう!」を実施しました。

子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

この曲の印象 明るい・たのしい

この曲で伝えたいこと
悩んだり、いやなことがあったりする中学生や高校生がこの曲をきいて悩みが晴れてほしい

アイデアの説明
中学生から高校生の悩んでいる人をターゲットにしました。キャッチコピーは、「これを聞いてこころが晴れる曲」です。衣装はひまわりをイメージした明るい色にしました。
特に工夫したことは三つあります。一つは、曲のような明るいイメージを持たせるために黄色やオレンジなどの明るい色を使ったことです。二つ目は衣装の色は、ひまわりなどの明るい花の色にしたことです。三つ目は、衣装の色合いをグラデーションにして、フワフワな感じを出したことです。
それをふまえ、ポスターではたくさんの花を並べました。

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表の様子

講師との対話

講師1

まず、ドレスの黄色とオレンジ・緑のグラデーションがすごく綺麗ですね。これをタブレットで表現できているのがすごいと思いました。

またポスターは、ひまわりなどコンセプトに合ったものを載せることができていて良いですね。あまり色がいっぱいありすぎても何がコンセプトになっているのかわかりにくくなってしまうのですが、このポスターはある程度の色数にして、綺麗なワンピースが埋もれないようにまとまっているので、上手にできているな思いました。 もしアドバイスをするとしたら、楽曲のイメージを伝えるポスターなので、♪マークをつける等、音楽であることを伝える要素があればより良くなると思いました。

講師2

ちなみに、足立香奈さんの絵の中でどんな表情とポーズだとマッチすると思いますか?

児童

ふわふわ感を出しているので、それを大事にできるように歩いているようなポーズがいいなと思いました。

講師2

なるほど、となると、止まっているより歩いていて、ふわふわの衣装が風で舞っているようなポーズとかでしょうか?

児童

そうです。

講師2

ありがとうございます。背景にマッチしていて良いと思います。

子どもたちからの質問

児童

子どものころからSMEさんのような音楽の仕事に就きたいと思っていましたか?

講師1

小学生のころは全然違い、放送委員が楽しくてアナウンサーになりたいと思っていました。

今の音楽の会社に就きたいと思ったのは、大学生になってからです。

児童

小学生のころ、どんな子どもでしたか?

講師2

私は幼稚園の頃からずっとピアノをやっていたことから、小学生の頃の将来の夢はピアノの先生でした。でも学校から帰ったら友だちとも遊んでいるような、普通の小学生だったのではと思います。

講師1

私は小中高とアニメ・漫画・ゲームが好きで、学校が終わったら友だちと遊び、家でアニメを観たり本をたくさん読んだり、好きなことをいっぱいやっていました。

児童

仕事の中で意見が合わなかったり、ちょっと嫌だなとか思ったりすることありますか?

講師

意見が揃わないっていうのは必ずしも悪いことではなくて、いろんな人がいろんな意見を出し合ってそれをより良い形でまとめることで、一つのお仕事がいい形で出来上がるっていう工程があるので、必ずしもみんな同じ意見にならなくてもいいところを取り合うみたいなことができるので、意見を言わないよりは言ったほうが良いし、お仕事の中では日常的にあることだと思います。 嫌なことについてはあまり無いのですが、お仕事の時は嫌だなと思うのではなく、これをどうやって解決しようかなと、ポジティブに考えるようにしています。

授業最後の講師からのコメント

講師1

素敵な発表ありがとうございました。みなさんの考えやアイデアを、今後のお仕事でも参考にして頑張りたいと思いました。

みなさんと好きなものについていろいろお話しましたが、好きなもののそばには必ず音楽があります。アニメであればオープニングやエンディング、ゲームであればゲームサウンドなど、音楽は意外と皆さんの生活のすごく身近なところにたくさん溢れています。今後はぜひ身近に感じた音楽に興味を持って聴き、音楽の会社がどんな仕事に繋がっているのかをイメージしてもらえたらなと思います。

講師2

今日はありがとうございました。みなさん小学5・6年生ということで、いろいろなことに興味がある時期だと思います。ぜひみなさんの好きなこと・興味があることにチャレンジしていってもらえたらと思います。

今の時代、音楽はYouTubeなどでたくさん聴けるので、いろいろな音楽に触れて楽しんでもらえたらなと思います。


このプログラムはソニーの国内における子どもの教育格差縮小のための取り組み
「感動体験プログラム」の一環として運営しております。

https://www.sony.com/ja/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/kando/

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの授業の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/sme-jissen/

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