9月11日(水)山口県岩国市立小瀬小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」を実施しました。
子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
タイトル : らくちん!買い物ロボット
地域課題 : 地域の交流(国際交流)
アイデアの説明
地域の外国の方や外国の方と交流する人が、車を持っていなくて重たいものが運べないという困りごとを解決します。買い物ロボットがオンラインで送るスマホの映像を見ながら買い物ができ、商品はドローンが運んでくれます。ロボットが翻訳してくれて外国の方でもなかよく会話が出来るので、楽しく交流できると思います。
講師との対話
困っている人を助けようとする気持ちがすごく伝わってきました。外国の方と日本の方が一緒に買い物をするのかな?
はい。
お店の人とも、たとえばおすすめ品の説明をしてもらうなど、交流が出来そうです。このロボットを上手く使うと買い物だけでなく、遠隔でいろいろな体験が一緒に楽しめるようになるかもしれませんね。
授業最後の講師からのコメント
翻訳ロボットは作っていますか?
翻訳ロボットそのものは作っていませんが、AI技術を利用して翻訳をする「頭脳」の部分は作っています。世界中にいる社員と交流する必要があるので、自動翻訳で画面に字幕を付けたりするシステムを作っていますから、将来はロボットに組み込めると思います。
富士通が日本で最初にコンピュータを作ったというのは本当ですか?
本当です!よく調べてくれていますね。最初のコンピュータは今と違ってとても大きいものだったそうです。
授業最後の講師からのコメント
皆さんとお話しできてとても楽しく、そして刺激になりました。富士通では世界に12万人もの従業員が働いています。そのひとりひとりが、困っている人を自分たちで作った技術で助けるために頑張っています。
今回、皆さんは、身近な外国の方とうまく交流するためにアイデアを考えてくれました。私も海外で暮らしていた時、言葉や文化の違いで困ったことがありました。日本でもこれから海外の方が増えてくると思います。将来、誰か困っている人がいたら助けてあげられるような人になってくれたら嬉しいです。今日はどうもありがとうございました。
富士通株式会社の授業 「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/fujitsutech/