9月26日(木) 福井県越前市立南中山小学校にて、株式会社ニチレイフーズとインターネットで繋がる遠隔授業「冷凍食品の技術を学んで今までにない新商品を開発しよう」を実施。
6年生の児童が冷凍食品のアイデアをニチレイの社員に発表しました。授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子どもたちの発表アイデア①

アイデアのタイトル:赤米大福

アイデアの説明 
赤米と大福の組み合わせを考えました。赤米をすり潰して大福の餅の部分に使います。大福の中身はあんこと生クリームとフルーツです。フルーツは何がいいかインタビューをしました。いちご、マスカット、ミカン、パインが人気だったので4種類作ることにしました。
ターゲットは色々な世代の方です。大福はお年寄りが食べるイメージですが、若い人が購入しているのを見たことがあり、色々な世代の人をターゲットにすることにしました。 ポイントは、赤米はモチモチしているので大福に向いている。人気のフルーツを入れることで大福を買う人が増えるというところです。値段は650円で高すぎず、安すぎずの値段にしました。

アイデアがまとめられたワークシート
発表中の様子

講師からのコメント

講師1

発表ありがとうございました。発表の衣装から作りこんでいるところが素晴らしい。いちごが人気のフルーツだからいちごの被り物を作ってくれたのかな?4個650円(いちご2、マスカット2)は安いですね。フルーツの値段も考えて値段設定するといいと思います。

講師2

赤米はモチモチしているので大福に合っていると思います。きれいな赤色も商品としてとてもいいと思います。

講師3

大福は当日に食べなければいけないものが多いが、冷凍できると何日かにわけて食べられるのでとてもいいアイデアだと思います。あんこは冷凍できるし食感もかわらないのでいいと思います。フルーツは冷凍に向いていないものもあるので食感が変わってもいいものや、ジャムやゼリーを使うのもいいかかもしれません。

子どもたちの発表アイデア②

アイデアのタイトル:赤米カヌレ

アイデアの説明 
商品を考えていた時にオリンピックが開催されており、そこからカヌレを思いつきました。金額についてインタビューし、3個で400円としました。赤米はポリフェノールが豊富なので、カヌレのような高カロリーのものと掛け合わせることで生活習慣病になる確率を下げ、更に予防できる2つのメリットがあります。まさに最強のコラボです。実際に作ってみました。香ばしく外はカリカリして美味しかったです。

アイデアがまとめられたワークシート

講師からのコメント

講師1

作成してみて想像と同じでしたか?

児童

赤米の色ははっきりでませんでした。カヌレの外側の色は、黒紫で中身は赤米をすり潰しているのでそれが赤い点々になっていました。

講師1

冷凍してみましたか?

児童

冷凍しているカヌレをインターネットで見たので冷凍できると思いました。

講師1

グルテンフリーが話題なので赤米、米粉で作ると他のカヌレと差別化できるかもしれませんね。

カヌレの上に目印として赤米のポン菓子をのせてもいいのでは?

児童

考えましたが冷凍した時に湿気るのではと思いやめました。

講師1

そこまで考えているのが素晴らしいです。



ニチレイフーズ株式会社の授業の詳細は、こちらのページにてご紹介しています。
https://progaku.com/nichirei-jissen/

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