9月27日(金) 和歌山県那智勝浦町立太田小学校の5・6年生がTOTO株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「あなたの地域に合わせたパブリックトイレを考えよう!」を実施しました。
子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
アイデアのタイトル:夢のようなトイレ
アイデアの説明
僕たちは、畑や田にいる高齢者も使いやすいパブリックトイレを考えました。
トイレに人が入ったら自動でエアコンが作動し、暑い日でも快適にトイレを使うことができます。自動ドア・自動ロック・そして人がトイレから出ると自動で床に水が流れて綺麗になる仕組みを考えました。農家さんは泥などで汚れている人が多いので、トイレを清潔に保つためです。また、トイレに入る前に体についた汚れを落とすために風を体に当てます。 外国人や赤ちゃん連れの人、障害のある人も使いやすいように英語表示や赤ちゃんの遊び場や椅子、点字も付けました。これらの工夫をすることで、誰もが使いやすい素晴らしいトイレになると考えました。
講師のコメント
畑や田にいる高齢者の様子を観察して、その困りごとを解決するためによく考えられていると思いました。高齢者の気持ちを理解するために、高齢者疑似体験もしてくれたのですね。働く人に寄り添ったアイデアがたくさん詰まっているのが分かりました。
調べてみたところ、田畑の中にあるトイレは、電気や水道を使えないことが多いことが分かりました。皆さんのアイデアを実現するには電気や水道が必要ですので、近隣の施設の中のトイレを農家の方も使いやすいように改修するというときに皆さんのアイデアを取り入れることができるといいなと思いました。
子どもたちの質問
今まで作ったトイレの中で最高のトイレはどんなトイレですか?
ネオレストNXというトイレです。後ろにタンクのないタイプで、つなぎ目がない一体感のあるデザインです。ほこりがたまることがなく、TOTOの技術と知識がたくさん詰まった最高のトイレです。
トイレはどうやって水を流しているのですか?
タンクがあるトイレの場合は、タンクに水を溜めて流します。タンクのない場合は、水道管にトイレが直接つながって水を流しています。リモコンやセンサーを使い、電気で動かしているものもあります。
なぜTOTOという名前が付いたのですか?
いまはTOTOなのですが、「東洋陶器」「東陶機器」を経て、2007年に「TOTO」という社名に変わりました。昔からTOTOというロゴマークは使っていたので、皆さんに身近なTOTOに社名が変わったのです。
TOTOの授業の詳細は こちら をご覧ください。