10月7日(月) 静岡県藤枝市立瀬戸谷小学校にて、ソニー・ミュージックエンタテインメントとインターネットで繋がる遠隔授業「アーティストをプロデュースしよう!」を実施しました。

子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

この曲の印象 ほっとする・明るい

この曲で伝えたいこと
悩んでいる人を元気づけたい、難しいことに取り組む勇気を与えたい、やる気・元気・勇気を出して欲しい、心をあたためたい

アイデアの説明
受験勉強に苦戦している中高校生をターゲットにしました。キャッチコピーは歌詞にも出てきた「やる気!元気!勇気!」です。衣装は学校の制服にしました。
制服を着た二人が屋上から解放感のある景色を見ているポスターです。

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表の様子

講師との対話

講師1

制服でターゲットとなる中・高生をイメージしやすいですね。またフォントも工夫されていて言葉も伝わりますし、明るい曲なんだというのが分かるカラーリングです。

「人物が一人ではなく二人」というのがポイントになっていると思います。曲を聞いてみると「君のために・・・」という歌詞が出てきますし、誰かのために歌っているのかな?誰かと一緒に聞いてみようかな?と思わせるのが良いですね。 もしアドバイスをするとしたら、二人が背を向けていて表情が見えないので「やる気!元気!勇気!」が伝わるようなこちらを向いているバージョンもあったら面白いと思います。

講師2

皆さんは小学生ですが、自分たちと違う中・高生をターゲットにしています。なぜ、勉強に悩んでいる状況がわかったのかな?

児童

お姉ちゃんが頑張っているのをいつも見ていて考えました。

講師2

なるほど、実際にまわりを観察してターゲットを決めているのが良いですね。

子どもたちからの質問

児童

どうしてこの仕事に就きたいと思ったのですか?

講師1

もともと音楽が好きでしたが、小学校6年生くらいのころ親に東京ドームのライブに連れて行ってもらったのがきっかけです。すごくびっくりして、こんな素晴らしいものを作る仕事をしたいと感じました。大人になってからは、音楽に関わる仕事や人を支える仕事をしたいと思って今に至ります。

講師2

SMEでは、音楽だけでなくアニメやゲームをはじめ、さまざまなエンタメに関わる仕事をしています。私も子どもの頃から漫画やゲームなどのエンタメが好きで、影響を受けてきました。ですから自然と、自分が得てきたものを人に広める仕事を選びました。

質問タイムの様子

授業最後の講師からのコメント

講師1

貴重な授業を一緒に出来て嬉しかったです。日々、音楽やアーティストに接するうえでの着眼点や気持ちを新ためて考えることが出来ました。素敵な発表ありがとうございました。

講師2

今回は音楽がどのように皆さんのところに届くのかというお勉強をしてもらいました。少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。いろいろな人が働いていて音楽が出来ていることを考えるきっかけになったらと思います。今日はありがとうございました。


このプログラムはソニーの国内における子どもの教育格差縮小のための取り組み
「感動体験プログラム」の一環として運営しております。

https://www.sony.com/ja/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/kando/

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの授業の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/sme-jissen/

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