10月24日(木)山形県山形市立西山形小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」を実施しました。

生徒達のアイデア発表を中心に授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア1

タイトル : 西山形に住んでいる人が少ない

グループ名 : ホワイトタイガー

アイデアの説明
ドローンで街や景色を撮影し、SNSなどで街をアピールして見える化する。そこで街の魅力を感じてもらい、西山形に住む人を増やす。

講師のコメント

講師

西山形の人口を増やしたいということで、ドローンで撮った景色をSNSにアップするという、すごく面白い楽しいアイデアを考えてくれたと思います。
ドローンを使用することで人が行けない細かいところまで紹介できますよね。
テクノロジーを使ったSNSの利用として、西山形の環境、教育機関、医療サービスなど、色々な情報が大量に必要になってくると思うので、そういったSNSの問い合わせに対して、AIがオンライン上で24時間自動で回答してくれるサービスがあるといいのかなと思います。
他にもVRを利用して現地をバーチャル見学できると、移住を考えている人が山形県に来る前に地域の雰囲気を体験できるのかなと思います。

子どもたちからの質問

生徒

富士通は何社ありますか。

講師

富士通は国内だけでなく海外にもたくさんあるので、国内と国外あわせて施設だけだと300以上あると思います。大きな会社なのでたくさんの施設があります。本社、支社、営業所、データセンター、研究所など、色々な施設があります。

生徒

なぜ富士通のような会社がつくられたのですか。

講師

富士通が誕生した1930年代の日本は海外と比べて通信技術の発展が少し遅れていました。その中で通信機の技術者が集まり製造に力を入れようと、最初に富士通が作ったのが通信機器の電話の交換機です。通信機の製造技術の向上に貢献したいというのが、富士通が発展していくスタートラインに立ったという経緯があります。その後富士通はIT業界の全体に関する事業に発展しましたが、スタートラインは通信機器の発展というところで始まりました。

授業最後の講師からのコメント

講師

皆さん今日は素晴らしい発表を聞かせていただいてありがとうございました。テクノロジーに馴染みがないということも事前に聞いていたので、自分たちでテクノロジーを考えるのは難しかったかなと思いましたが、皆さんチームで力を合わせて考えることで色々なアイデアも思い描くことができていたのかなと思います。あとは皆さんが自分たちの町を良くするために一生懸命考えてくれたというのが伝わってきたので、私も嬉しかったです。富士通はこのテクノロジーを使って人々の生活をより良くすることを目指しているので、皆さんも身近な困りごとをどう解決するかを、アイデアを出し合ってこれからもぜひ考えてみてください。今日は本当に皆さんありがとうございました。


富士通株式会社の授業 「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/fujitsutech/

おすすめの記事