11月6日(水) 高知県南国市立奈路小学校にて、ソニーデザインコンサルティング株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「私たちの「ふるさとマーク」をデザインしよう!」を実施しました。 子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子どもたちの発表アイデア

このふるさとマークで伝えたいこと:  奈路はこんなところ

アイデアの説明 
奈路は桜がきれいなので、桜が散っている風景を校舎の絵の近くに入れました。 鳥居杉は高知県の天然記念物の一つにもなっていて、2本の杉の枝がくっついて鳥居のようになっているところが特徴なので、それをマークの中に描きました。

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表の様子

講師との対話

講師1

鳥居杉というのは学校の中にあるのですか?

児童

学校の外ですが、神社にあります。とても大きくて、右の杉が40メートル、左の杉が30メートルくらいあります。神社の前にあるので「鳥居」杉と呼ばれています。

講師1

マークの中で鳥居杉に比べて学校が小さく描かれているので、鳥居杉がとても大きいことがよく伝わってきました。桜がぱらぱらと散っている様子も素敵ですね。

桜がだんだん大きくなってくるようにしたり、鳥居杉にかかるように花びらを描いてみたりすると、もっと物語を感じるようなマークになると思いました。

講師2

青に対して茶色を組み合わせるのは高度なテクニックで、とても素敵な配色だと思いました。

ぱっと見ると鳥居杉だと分からない人もいるかもしれないので、右側の杉の木の脇に少し空をいれると、鳥居の形が伝わりやすくなると思います。

子どもたちからの質問

児童

これから奈路のキャラクターを作る予定なのですが、キャラクターを作るときのコツはありますか?

講師1

私たちはデザインをする際に「誰に何を伝えたいか」「そのデザインを見た相手にどうしてほしいのか」をよく考えます。

キャラクターを作るときも、「誰に何を伝えるキャラクターなのか」「そのキャラクターを見た人、またはキャラクターに会った人にどうしてほしいのか、どう感じてほしいのか」をよく考えて作るのが良いと思います。

質問タイムの様子

授業最後の講師からのコメント 

講師1

デザインにはきまった正解はありません。今日みなさんのアイデアにたくさんコメントをさせていただきましたが、最終的には、みなさん自身の想いや考え方を大切にしてマークを作っていってください。これから先、いろんな人がみなさんの考えやアイデアにコメントやアドバイスをする機会があると思いますが、その中でも、自分の良いなと思うもの、心の栄養になるものを選んで取り入れていくとよいと思います。みなさんの「自分らしさ」を大事にしていってください。



このプログラムはソニーの国内における子どもの教育格差縮小のための取り組み
「感動体験プログラム」の一環として運営しております。

https://www.sony.com/ja/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/kando/

ソニーデザインコンサルティング株式会社の遠隔授業
「私たちの『ふるさとマーク』をデザインしよう!」の授業の詳細は、こちらのページにてご紹介しています。

https://progaku.com/sonydesign-2/

「ソニーデザインコンサルティングのデザイン発想プログラムはこちら」
デザイン発想プログラム https://www.sonydesignconsulting.com/works_edu/


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