10月31日(木)近江八幡市立老蘇小学校にて、株式会社モスフードサービスとインターネットで繋がる遠隔授業「地元の食材を使っておいしい×◯◯なご当地バーガーを提案しよう」を実施。
5年生の児童が、地域のモスバーガー店長や地区担当者、本社の社員に向けてアイデアを発表しました。 子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子どもたちの発表アイデア
アイデアタイトル おいしい×めずらしさ
アイデアの説明
近江八幡名物の赤こんにゃくを選びました。私たちの地域で近江牛と並ぶほど有名な赤こんにゃくをみんなに知ってもらいたいと思い、選びました。赤こんにゃくは、華やかなものを好んでいた織田信長が赤く染めたなど諸説がありますが、赤こんにゃくは全国的にも珍しいので選びました。パンチの強いコンソメ味と塩味、そしてさっぱりとしたレモンソースがとても相性抜群です。ぜひ皆さんも食べてみてください。
講師のコメント
発表ありがとうございます。私自身、近江八幡に住んでいて、赤こんにゃくはよくスーパーで見かけます。色的にもどんな味なのかなと思っていて、なかなか手を伸ばす機会がありませんでしたが、とてもおいしいと聞けてよかったです。それから織田信長が赤く染めたという歴史的なことも知ることができて良かったです。
子どもたちからの質問
持ち帰り商品の袋詰めの工夫はありますか?
ミートソースなどのソースがかかっているハンバーガーは、内袋という袋に入っています。その袋の底にソースがたまらないようにするために、なるべく平らに置くようにしています。お持ち帰りの商品も、お店で食べるのと変わらないようなクオリティにしたいと思っているので、袋に詰めすぎてハンバーガーが潰れないように、詰めるバーガーの個数も考えています。ドリンクはこぼれないようにテープで蓋を止める工夫もしていますので、安心してお持ち帰りいただけます。
ハンバーガー1個をつくる時間は?
大体10秒で1個のハンバーガーが作れるように、皆さんに指導しています。早い人は7秒でも作りますよ。
値段を決めるときに一番大切にしていることは何ですか?
新商品を出すときに、この商品はどんな人に食べてもらいたいかということを決めてから商品作りをしています。例えば、鶏肉は原材料として比較的安いので、鶏肉を使ったハンバーガーは、価格帯が少し安い400円台です。逆に牛肉を使ったハンバーガーは、ちょっと贅沢をしたいというお客様向けに、リッチなお値段で600円台や700円台という商品もあります。そのため、まずはどのような方に食べてほしいかというところをイメージし商品の設計をして、食材や原材料価格に基づいて商品の価格を決めています。
授業最後の講師からのコメント
参加した全員が質問してくださったのかなというぐらい、たくさんのご質問をいただきありがとうございました。今日、6つのご当地バーガーを発表してもらいましたが、皆さんが地元の食材を活用したらどんな良いことがあるか、よく考えてアイデアを膨らませてくれていたと、先生からお聞きしています。どの班もその頑張りが伝わってきて、とても素敵なアイデア発表でした。共通してよかったなと思ったことは、実際食べたことがあり、よく知っている地元の食材を選んで、自信を持っておすすめしてくれたところ、これがすごく良かったなと思います。
モスバーガーは、日本で生まれたハンバーガー屋さんで、日本の食文化を大切にした商品開発をしながら、「食を通じて人を幸せにすること」という会社の目標を持っています。皆さんのアイデアには、そのモスバーガーが目指しているものと共通点がたくさんあってとても嬉しくなりました。ぜひこれからも誰かに喜んでもらいたいという気持ちを大切にして、新しい発見や提案をしていってもらえたら嬉しいです。今日は本当にありがとうございました。
株式会社モスフードサービスの授業の詳細は、こちらのページにてご紹介しています。
https://progaku.com/mos/