11月21日(木) 岩手県洋野町立大野小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」を実施しました。 生徒達のアイデア発表を中心に授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

タイトル : 街の医療を便利にしよう

アイデアの説明
お年寄りや病気の人の病院がないという困りことに対して考えました。解決する方法は、いろいろな科や予約数、リモートで診療をする、近くの病院やカプセルの場所を教えてくれるアプリを作ります。カプセルとは、カプセルに入ったら疾患や対処法の診断をしてくれます。病院にロボットのロボくんを置いて患者にいろいろな質問をし、それに答えれば診断してくれます。解決した姿は、遠くに行かなくてもすぐ診察してもらえて楽です。病院に行きにくいお年寄りの人なども診てもらいます。交通費や通院時間が削減できます。2次感染リスクを減らします。24時間いつでも予約できます。人件費を減らせることによってテクノロジーを導入できます。

発表用ワークシート
発表の様子

講師のコメント

講師

発表ありがとうございます。とっても良い発表でした。病院行きづらいということで、有効活用できるアイデアかなと思いました。

講師

質問です。カプセルとかロボットってどの辺にあればいいですか?

児童

ロボットは病院で、カプセルは公共施設に置けばいいと思います。

講師

病院や公共施設にあると利用しやすいですね。 今の技術はインターネットで、咳はありますか、喉はどうですかなどの質問に回答して、あなたは風邪ですねと診断するシステムはあります。この診断システムだけだと顔色や動きがわからないということはあります。皆さんが考えたように、ロボットにセンサーをつけて、いつもより顔色が悪いんじゃないかとか、ちょっと動きが鈍いけどどうとか、自分では気付かないところをロボットによって気づくことができるのかなと思います。このようなアイデアを織り込んでいただければ、もっと良いものになっていくのかなと思います。僕もぜひ使いたいロボットだなと思いました。

子どもたちからの質問

児童

富士通の会社ではアプリを作ることができますか。

講師

富士通の中でアプリを作ることはできます。いろいろなアプリを作っています。スーパー向け、お医者さん向け、市役所さん向けなどのアプリを富士通では作っています。

児童

社員は何人ぐらいですか。

講師

社員は世界全体で12万4000人います。

児童

遠くで試食することはできますか。手触りや感覚は遠隔で感じることはできますか。

講師

今のところ試食はできないと思います。これから技術が発展したらもしかしたらできるかもしれないし、同じようなものを手元に置いて、同じような体験をさせるっていうことはできると思います。手触りや感覚は、ボールを握るなど、その柔らかさを脳に伝える技術は現在あります。ただどうしてもちょっと違うなとなってしまうこともありますが、似たような感覚を伝えるという技術はあります。

質疑応答の様子

授業最後の講師からのコメント

講師

今日は皆さんのとても良い素晴らしいアイデアを聞けてとても楽しかったです。ぜひこれからも、いろいろなアイデアを考えて、他の方々にも聞いてもらって、アドバイスをもらいながら町を良くしていくことを考えてほしいです。発表の中で特産品や町に住む人々の話が出ましたけれども、町に役に立つアイデアをどんどん考えていってほしいなと思います。今日はとても面白かったです。ありがとうございました。


富士通株式会社の授業 「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/fujitsutech/

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