12月9日(月) 岩手県奥州市立田原小学校にて、ソニー・ミュージックエンタテイメントとインターネットで繋がる遠隔授業「アーティストをプロデュースしよう!」を実施しました。 子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

この曲の印象 明るい・温かい

ターゲット 悲しい思いや悔しい思いをしている学生

アイデアの説明
この曲はエールを送る曲だと思いました。学生をターゲットに「君のためにいま、ボクが歌おう!」というキャッチフレーズで、応援ソングとしてポスターを作ってみました。
元気を出してほしい・前を向いてほしい・明るい温かい気持ちになってほしいというメッセージが込められていると感じました。 ポスターは、未来が続いているように見せたいため、絵の奥側をぼやけさせました。また、影を描くことで、太陽に照らされていることが分かりやすいようにしました。影は過去、光は未来を表しています。この歌を聞いて、心を晴れさせて学校へ通ってほしいと考えました。

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表の様子

講師のコメント

講師1

女子学生が未来へ向かって歩いているのが一目で分かる、繊細で素敵な絵だと思いました。影が過去で光が未来というようにメッセージも込められているのが素晴らしいと思いました。

講師2

ポスターの中に情報量を盛るというよりも、情報量をシンプルにして余白を持たせることで見る人の創造性を掻き立てるようになっていると思いました。道の先をぼやかすなど、みなさんのテクニックを感じる部分も見られました。

質問タイムの様子

子どもたちからの質問

児童

一曲を作るのにどのくらい時間がかかりますか?

講師1

アーティストによって様々です。数時間でできる人もいますし、何か月もかかる人もいます。

児童

仕事のやりがいや大変だと思うことは何ですか?

講師1

CDやブルーレイ商品を皆さんにお届けする仕事をしているので、SNS等での目に見える反応をいただけたときに嬉しいですし、やりがいを感じます。ものを作る仕事なので、ちょっとしたミスでもたくさんの人に迷惑をかけてしまうのでそこに気を付けて仕事をしています。

講師1

元々音楽が好きで、世の中の人が音楽を通して幸せな気持ちになってほしいなと思って発信する仕事をしています。音楽を受け取った人が、ちょっとでも感動してくれたときに、やりがいを感じています。

大変なことは、人と接する機会が多い仕事なので、チームの皆さんと同じ方向に向かうために意思の疎通をする必要があり、コミュニケーションが難しいことが多いことです。

授業最後の講師からのコメント

講師1

今日は素晴らしい発表をありがとうございました。ポスターのデザインが凝っていて、皆さんの頑張りが伝わってきました。私は音楽が好きでソニー・ミュージックエンタテイメントで働くことができています。皆さんも好きなことを突き詰めて行くと、将来好きなことを仕事にできるかもしれません。ぜひ今の好きなことを見つけて続けていってくださいね。


このプログラムはソニーの国内における子どもの教育格差縮小のための取り組み
「感動体験プログラム」の一環として運営しております。

https://www.sony.com/ja/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/kando/

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの授業の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/sme-jissen/

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