11月28日(木) 新潟県上越市立保倉小学校にて、ソニーデザインコンサルティング株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「私たちの「ふるさとマーク」をデザインしよう!」を実施しました。子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子どもたちの発表アイデア1

このふるさとマークで伝えたいこと:  自然豊かで白鳥が楽しく飛べる環境

アイデアの説明
私たちは、自然豊かで、白鳥が楽しく飛べる環境を表しました。選んだ写真は白鳥の写真、虹の写真、お米の写真です。白鳥が楽しく飛んでいる様子を表せるように頑張りました。全体をシンプルなデザインにして、白鳥は楽しそうな表情にしました。

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表の様子

講師との対話

講師1

白鳥が楽しく飛んでいる様子がとても伝わってきました。また、稲穂や白鳥、川の流れなどバランスをとるのが難しいところをよく表せていると思いました。川の流れを表しているデザインをさらに工夫して、十分表せるようにするとよいと思いました。

講師2

本当にとても気持ち良く白鳥が飛んでいるところをよく表せていると思います。これが一番よい点ですよね。川のデザインはとても難しいところですね。川の位置としてはよいところに配置できているので、もっと工夫してよりよいデザインにできるように、トライしてみてください。

子どもたちの発表アイデア2

このふるさとマークで伝えたいこと:  
自然豊かで米・田んぼがたくさんあること。秋~冬には白鳥が来ること。私たちの自慢。

アイデアの説明 
私たちは、自然豊かで米・田んぼがたくさんあること、秋や冬にはたくさんの白鳥が来ることが自慢です。そこで、私たちは学校や白鳥、田んぼを選びました。デザインでは、稲を簡単にわかりやすく伝えられるようにしたり、白鳥を中心にしたりして工夫しました。

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表の様子

講師との対話

講師1

1時間目の授業で「強調したいものは大きくする」と伝えましたね。この絵は白鳥が真ん中に大きく表現されていて、白鳥をしっかり伝えたい、という意図をよく表すことができていると思います。また、2匹の白鳥が飛んでいるのが奥行き感を表しているのが魅力的なので、たとえば、手前の白鳥をもっと大きく表してもよいと思いました。

講師2

バランスがとれていて、とてもよいと思いました。背景の空と稲の比率もよいし、稲が風でなびいているのが想像できますね。白鳥が来るのが、秋冬あたりということで、稲穂が実る時期も相まってリアル感のあるデザインとなっているのがよいと思いました。

子どもたちからの感想

児童

僕たちのふるさとマークについて、アドバイスをしていただきありがとうございました。もう少しこうするとよいというアドバイスをいただけたので、参考になりました。ありがとうございました。

質問タイムの様子

授業最後の講師からのコメント 

講師1

まずは、デザインを作っていただいて、ありがとうございました。今回作っていただいたマークは、色鉛筆からポスターマーカーのようなはっきり色が見えるような形にしてもらえると、よりよいマークになると思います。また、白鳥や森、山をデザインに入れる中で、なにを伝えたいのかを考えてみるとよいと思います。このデザインを見た人に何をメッセージとして伝えるのかはとても難しいところですが、ぜひ意識して今後も頑張ってみてください。



このプログラムはソニーの国内における子どもの教育格差縮小のための取り組み
「感動体験プログラム」の一環として運営しております。

https://www.sony.com/ja/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/kando/

ソニーデザインコンサルティング株式会社の遠隔授業
「私たちの『ふるさとマーク』をデザインしよう!」の授業の詳細は、こちらのページにてご紹介しています。

https://progaku.com/sonydesign-2/

「ソニーデザインコンサルティングのデザイン発想プログラムはこちら」
デザイン発想プログラム https://www.sonydesignconsulting.com/works_edu/


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