12月13日(金) 岡山県高梁市立宇治小学校にて、ソニーデザインコンサルティング株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「私たちの「ふるさとマーク」をデザインしよう!」を実施しました。 子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子どもたちの発表アイデア1
講師との対話
レイアウトが素晴らしく、白黒にしても分かりやすいマークになっていると思います。レイアウトはよく検討されたのですか?
はい、とても考えました。
桜が流れるように描いてあったり、はみ出ているところがあったりすることで、ダイナミックで迫力のあるマークになっていると思います。宇治の自然の良さを伝えたいというメッセージが詰め込まれていますね。
プレゼンテーションが素晴らしかったです。はじめに完成形を見せ、そのあとにプロセスの説明をしてくれたので、とても分かりやすいプレゼンテーションでした。 発表の途中で見せてくれたスケッチも細かく描かれていましたね。スケッチはよく観察することが大事ですので、これからも描きたいものをよく見て観察して描いてみてください。
子どもたちからの質問
一つのマークの中で画材を変えても良いのですか?
もちろんです。マークは遠くから見ても伝わるものにしたいので、色を細かく分けて描くよりも、同じ色で「色面を作る」という画法を使うとより分かりやすいマークになると思います。
色々な画材で試してみて、しっくりくるものを探してください。
なぜデザインの仕事をしようと思ったのですか?
子どものころから、絵を描くことが上手ではなかったかもしれませんが、とても好きでした。自分の好きなことを仕事にしたいと思い、デザインの仕事に興味を持ちました。一方で私はアイドルも好きだったので、絵を通して音楽の仕事に関わることができるのではないかと思ったのも一つの理由です。
授業最後の講師からのコメント
私たちのデザインという仕事は、答えが一つではないからこそ難しいことばかりですが、仲間と協力してより良いものを作るためにたくさん試行錯誤をしており、その道のりがとても楽しいです。 今日、私たちは皆さんへいろいろなアドバイスをしました。その中で自分が「良いな」と思ったことがあれば取り入れてみてください。これからも自分の考えを表現することを楽しんでください。
このプログラムはソニーの国内における子どもの教育格差縮小のための取り組み
「感動体験プログラム」の一環として運営しております。
https://www.sony.com/ja/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/kando/
ソニーデザインコンサルティング株式会社の遠隔授業
「私たちの『ふるさとマーク』をデザインしよう!」の授業の詳細は、こちらのページにてご紹介しています。
https://progaku.com/sonydesign-2/
「ソニーデザインコンサルティングのデザイン発想プログラムはこちら」
デザイン発想プログラム https://www.sonydesignconsulting.com/works_edu/