12月11日(水) 和歌山県紀の川市立竜門小学校にて、ソニーグループ株式会社(以下、ソニー) とインターネットで繋がる遠隔授業「MESH™ で発明家にチャレンジ!!」を実施しました。

MESHは、あったらいいなをカタチにする、ソニーのIoTブロック。「学校生活をもっと便利にするためには、どうすればよいだろうか?」というミッションのもと、子どもたちはMESH開発チームの社員に対してアイデアを発表しました。授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

※ MESHはソニーマーケティング株式会社の商標です。

授業の詳細はこちら http://pro-school.main.jp/sony-mesh/

子どもたちの発表アイデア

  • アイデアタイトル : 挨拶・ミニゲームで学校を楽しく
  • アイデアの説明
    MESHのブロックを廊下に設置し、ブロックに向かって挨拶をすると「おはよう!」などの録音した挨拶の音声が流れるプログラムを作りました。
    また、ボタンを押すとじゃんけんができるブロックも学校内に設置し、耳が不自由な子でも楽しめるように音声だけではなくLEDでもじゃんけんができるようにしました。
発表の様子

使用したMESHブロック
ボタン / LED / 動き / 人感 / 明るさ / 温度・湿度

  • アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表用ワークシート

講師からのコメント

講師

録音してある挨拶の種類は一種類なのですか?

児童

ランダム機能をつけて、毎回違う挨拶が出るようにしてあります。

講師

どういう返事が返ってくるのか、わくわくしながら挨拶できるので楽しいと思いました。学校の外にもあったら良さそうですね。どんなところにあったら良いと思いますか?

児童

近所の食堂にあったらいいと思いました。

講師

良いですね。学校の外でもMESHを使って何かできないかな、と考えてみてほしいです。

子どもたちからの質問

児童

どうしてMESHを作ろうと思ったのですか?

講師

朝目覚まし時計を使っていると、無意識に止めてしまい起きられなかった、ということはありませんか?もし目覚まし時計を止めるスイッチが洗面台などの別の場所に置いてあれば、起き上がらないと止められないので時間通りに起きられるようになる、と思ったのがMESHを開発したきっかけです。

児童

MESHを完成させたときは、どんな気持ちになりましたか?

講師

最初に私がMESHのようなセンサーで動くものを作ったとき、私の小学生の子どもが使い方を詳しく説明しなくても遊んでくれました。「直感的に使えるものなんだ」ということが分かって、嬉しかったです。

質問タイムの様子

講師からのコメント

講師

発明のきっかけは、生活の中の困りごとです。私は最初の試作品は紙工作から始めました。考えていることを形にすることは皆さんにもできることです。ぜひ日常の困りごとを解決する発明をしてみてください。

このプログラムはソニーの国内における子どもの教育格差縮小のための取り組み
「感動体験プログラム」の一環として運営しております。

感動体験プログラム:https://www.sony.com/ja/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/kando/

MESH™:https://meshprj.com/jp/

MESH™で発明家にチャレンジ」の授業の詳細はこちらをご覧ください。
http://pro-school.main.jp/sony-mesh/

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