1月28日(火) 愛媛県西条市立楠河小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」を実施しました。 子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

タイトル : ゴミを食べる鯛(センサー付き)

アイデアの説明
海のごみが多いため、海の生物にもよくないし漁師さんの網にゴミがかかってしまうという問題を解決します。このロボットはセンサーで海の中のゴミを探して食べ、体の中で分別してくれます。それをデータで見える化して、ゴミの量や割合が表示することができます。海のゴミが減ると魚が安心して暮らせるようになり漁師さんも喜ぶと思います。

発表の様子

講師のコメント

講師

発表をありがとうございます。まず班名が素敵ですね。魚が好きなのかな?

児童

はい。

講師

絵が上手でとても分かりやすく気持ちも伝わってくる発表でした。このように文字だけでなくグラフィックを使うと相手に伝わりやすいのでこれからも使っていってください。
魚型のロボットが海のゴミを食べて分別までしてくれるんですね。センサーなど便利な機能が搭載されています。なぜ皆さんはゴミを減らそうと思ったのですか?

児童

海岸の清掃をしたらたくさんゴミが捨てられていたからです。

講師

どれくらい集めたんですか?

児童

20~30袋くらいになりました。

講師

なるほど。自分で拾って地域の困りごとを見つけているのがすごいですね。このロボットが活躍することでゴミが減り、漁師さんなどに喜んでもらえるとさらにモチベーションがアップしますね。

子どもたちからの質問

児童

スーパーコンピュータ「富岳」について教えてください。

講師

世の中の困りごとを解決するために富士通と理化学研究所が共同で開発しました。「富岳」は富士山の別名で、日本のトップを目指そう・日本らしさを世界に知ってもらおうという思いが込められているそうです。サッカーコート半面分の大きさが有るんですよ。

児童

富士通では何人の人が働いていますか?

講師

世界中で約12万人が働いています。このクラスは12人ですから、1万クラス分ですね。

質問タイムの様子

講師からの授業最後のコメント

講師

ありがとうございます。皆さんのアイデアと気持ちが伝わってきました。今の時点では富士通には海を綺麗にするロボットの技術はありません。いつかこの中の誰かが富士通に来てくれて、アイデアが実現出来たら良いですね。  今回、ゴミを集めるロボットを考えてくれたけれど、集めたごみを分析すると、どうしてそのゴミがあるのか、どこから来たのか、どうしたらそのゴミが出なくなるかについても分かるかもしれません。ロボット作りと並行して、いろんな視点で考えてみてくださいね。


富士通株式会社の授業 「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/fujitsutech/

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