6月12日(木) 高知市立布師田小学校にて、ソニーデザインコンサルティング株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業『私たちの「ふるさとマーク」をデザインしよう!』を実施しました。  子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。 

子どもたちの発表アイデア1

このふるさとマークで伝えたいこと:  田んぼと自然が多くて、お米がたくさんとれる。

アイデアの説明
布師田を知らない子どもから高齢者の人たちまで幅広い層の人々に見てもらいたいと考えました。「ふるさとマーク」で伝えたいことは、布師田には自然がいっぱいあるところです。構成は、米、国分川、山です。僕たちが大好きな布師田の自然です。注目ポイントは、橋の色です。橋の色は、ドッチボールクラブのオレンジ色です。黄緑色は田んぼをイメージしました。すごく頑張ってチームで作りました。

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表の様子

講師との対話

講師1

「僕たちが大好きな自然」ということがすごく表現されているマークだと思います。グイっと曲がった川、飛び出したお米などが描かれていて、見ているだけで楽しい感じが伝わってきました。レイアウトをすごく考えたと思うのですが、全体のバランスからも皆さんの布師田への想いがよく感じられました。

講師2

まず、力強いですよね。ブラッシュアップするところでいうと、色の濃淡は今でも色やお米の形が目にバーンと入ってきますが、ベタ塗り(一定の濃さで均一に塗る技法)をするとより強く見えるので、遠くから見たり、近くで見たりしてバランスを見ながら、より完成度を上げてもらえたらいいなと思います。とってもいいと思います。

児童

やったー!

子どもたちからの質問

児童

なぜこの仕事をしようと思ったのですか?

講師1

絵を描くことと、考えることが好きでした。考えたり作ったりして、誰かに伝えることがおもしろいと思ったのでこの仕事を選びました。あとはアイドルが好きなので、音楽を人に届ける仕事やライブのデザインをする仕事に関わりたいと思い、今の仕事を選びました。

講師2

小学校の時から作るのが大好きで、ことあるごとにものを作っていました。マッチを木工用ボンドで組み合わせてお城とかダムとか作っていたんです。自分のアイデアが形になる時とか、マークができることが面白くて、自分が楽しいと思えることができるといいなと思っていたらそれが仕事になりました。

質問タイムの様子

授業最後の講師からのコメント 

講師

今回さまざまな工夫されたアイデア見せてもらって、すごく楽しかったですし、布師田についてもっと知りたいなと思いました。今回、どんな人に、どんな場面で、何を伝えたいかを考えてくれたと思いますが、その考え方はデザイナーになっても、ならなくても、社会に出たら役に立つので、頭の隅において過ごしてほしいなと思います。
デザインはこうだったら良いな、こんな風になっていたら面白いのに、を考える部分が大きいんですよね。今回、川がきれい、お米がおいしいみたいなところ、自分が感じていることの延長、組み合わせの中で、布師田がこうだったらいいなっていうのを想像する機会になったのではないでしょうか。これから生活していく中で、「こうだったらいいな」を思い浮かべる力はこれからもっと大事になってくると思います。今回の体験を通して「こうだったらいいな」を思い浮かべる視点、その楽しさも感じてもらえたらうれしいなと思います。



このプログラムはソニーの国内における子どもの教育格差縮小のための取り組み
「感動体験プログラム」の一環として運営しております。

https://www.sony.com/ja/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/kando/

ソニーデザインコンサルティング株式会社の遠隔授業
「私たちの『ふるさとマーク』をデザインしよう!」の授業の詳細は、こちらのページにてご紹介しています。

https://progaku.com/sonydesign-2/

「ソニーデザインコンサルティングのデザイン発想プログラムはこちら」
デザイン発想プログラム https://www.sonydesignconsulting.com/works_edu/


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