7月8日(火) 静岡県島田市立川根小学校にて、株式会社デサントとインターネットで繋がる遠隔授業「新しいスポーツウェアを考えよう」を実施しました。 子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
□アイデアの説明
私たちの困りごとは、体操服を着ていると暑い・動きにくいということと、デザインが目立たないということです。そのため、通気性がよくて動きやすいポリエステル素材の体操服を考えました。洗濯をしてもシワになりにくいのがポイントです。
体操服のデザインは、川根小学校をイメージしたたんぽぽの黄色と、白のストライプでオシャレにしました。背面には出席番号と名前がローマ字で刻まれています。川根小学校の校章とデサントさんのロゴも加えました。
暑さ寒さの問題を解決するために、襟部分に袋を作り保冷剤を入れられるようにしました。保冷剤で冷え過ぎてしまわないように襟部分の布を厚くしました。冬は襟があるので温かいです。
□アイデアがまとめられた発表用ワークシート


講師からのコメント

発表の役割分担がされていたので、とても聞き取りやすい発表でした。
いいなと思ったポイントは、川根小学校のロゴとデサントのロゴを入れてくれたところです。
黄色と白のストライプのデザインもいいですね。黄色と白色は熱を吸収しにくいので、温度の問題を解決するための色選びをしている点がとても良かったです。
襟の機能について質問です。この襟のデザインは誰かひとりがアイデアを出したんですか?グループ6人で話し合って出たアイデアですか?

グループ6人でも話し合いをしましたが、みんなに一度発表をした時に、「こんなのもいいかも」と意見が出たので取り入れました。

そうだったんですね!一人はもちろん、グループだけの意見ではアイデアが偏ってしまうことがあるので、みんなに意見を求めてアイデアをより良くしてくれたのはとても素晴らしいと思います。今後も発表したり意見を出したりする際に大切にしてほしいなと思いました。
子どもたちからの質問

服を作るためにこれだけはかかせないということを教えてほしいです。

スポーツをしている人が笑顔になれる、スポーツをしていて楽しいと思ってもらえる服を作ることです。運動をして汗をかくことは気持ちいいですよね。それを支えるための服作りを目指しています。

今までで一番作るのが難しかったのは、どんな服やどんなデザインでしたか。

想像通りの色やデザインの商品が出来ないことです。絵やイラストにすることはできでも、実際に工場で作るとなると糸や繊維の問題があったり、ロゴがきれいに見えなかったりとさまざまな課題が生まれてきます。
また、デザインを一度決めたら完成になるのではなく、試作品を作り、試作品を確認しながら改善点を見つけてまた試作品を作るなど、何度も何度も試行錯誤をして完成を目指します。

授業最後の講師からのコメント
素敵な発表をありがとうございました。面白いデザインがたくさんで、聞いていてとても楽しかったです。
ありがとうございました。
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