9月30日(火) 京都市立紫野小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」を実施しました。観光地ならではの子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
アイデアのタイトル:交通ルールを守って楽しい観光
アイデアの説明
交通ルールを守らず、信号無視や斜め横断をする人がいるので対策を考えました。AI機能のついたカメラを信号機の上などに設置し、ルールを破ると音や注意が流れ(自動化)、データを集めます。ルールを破った回数、どのようにルール違反をしたかを発信(見える化・つながる化)します。


講師との対話

良く調べていますね。今のAIカメラを使うと動きの予測もできますよ。
どんな人がルールを守らないのかな?

急いでいる人や観光客です。

なるほど。外国からの観光客はもしかしたらルールが分からないのかもしれませんね。国によって交通ルールも様々です。たとえば、アメリカでは赤信号でも車は右折(日本は左側通行なので左折)できますし、シンガポールでは外でガムを噛んだらダメなんですよ。
まずはルール違反者がどんな人か調べて、そのデータをもとに何故ルールを破るのか、どうしたら守ってくれるのかを対策したら、きっとルール違反は減ると思います。
普段からよく観察してみてくださいね。
子どもたちからの質問

普段の仕事でテクノロジーをどのように使っていますか?

私の仕事は開発ではないのですが、ローコードツールという簡単にプログラムを作れるツールを使って、事務手続きを簡単に出来るようにしたり、メールを自動送信したり出来るプログラムを組んでいます。

テクノロジーやAIのデメリットは何ですか?

無くなってしまう仕事もあることでしょうか。たとえば、自動お掃除ロボットは便利ですが、掃除を仕事にしている人が働く場所を奪ってしまいますよね。バランスが難しいです。

授業最後の講師からのコメント

今日はありがとうございました。声も大きくて聞き取り易い発表でした。学校の外の人と話す機会はあまりなかったと思いますが、今回の経験を生かしてこれからも物怖じせず自分たちの意見を発表してくださいね。
富士通株式会社の授業 「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/fujitsutech/







