1月27日(水) 沖縄県八重山郡竹富町立波照間小学校にて、株式会社デサントとインターネットで繋がる遠隔授業「新しいスポーツウェアを考えよう」を実施しました。
子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア1
アイデアのタイトル:「ださい」「汗は吸うけどかわかない」を解決する
- 班名 B
- アイデアの説明
デザインは、送ってもらったデサントのウェアがカッコイイと思ったので参考にしました。初めはピンクを使おうと思いましたが、波照間のイメージを考えて水色に変えました。素材をポリエステルにして速乾性を取り入れました。
講師からのコメント
デサントの製品を参考にしてくれて嬉しいです。学校の名前をアルファベットにしたのは何故ですか?
ひらがなだと「ださい」と思ったからです。英語がカッコイイです。
自分たちがカッコイイと思う、その感覚は大事です。英語にすると世界中の人に分かってもらえますね。
僕たちが考えた体操着は実際に作れますか?
デサントでも専門の業者と一緒に体操服を作っています。皆さんのアイデアもジュニア向けのスポーツ用品制作チームに見せるつもりですよ。
困っていることへのアプローチをしっかり出来ています。次は、パンツにも目を向けて上下一緒に着た時のコーディネイトも考えてみてくださいね。
子ども達の発表アイデア2
アイデアのタイトル:「におい」と「温度への対応」を解決する
- 班名 E
- アイデアの説明
表はクールタオルの生地、裏はメッシュ素材を使います。シャツは白で、ラインには蛍光黄色とピンクを使います。胸の文字は波照間のイメージのエメラルドグリーンでその周りはピンクです。パンツは紺色で白のラインです。
講師からのコメント
クールタオルとはどんなものですか?
水で濡らして絞ると冷たくなります。
なるほど。近頃は冷感機能のある素材の開発が進んでいて、それを使おうとしているのは良いですね。素材だけでなく、メッシュという素材に注目しているのも素晴らしいです。生地は素材そのものだけでなく、織り方などで機能が変わります。表裏で違う機能を持たせることも可能です。「におい」についても、汗のにおいの原因菌を分解する素材を布に織り込むなどの方法で解決できます。
困っていることに対してきちんと取り組んでいて良かったです。具体的な素材や裏と表の組織の違いからアプローチしているところが独創的で素晴らしいですね。
株式会社デサントの授業の詳細はこちらをご覧ください。
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