10月24日(火) 屋久島町立神山小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。 5・6年生の子ども達が考えた省エネの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

省エネに取り組む家電: 電子レンジ

アイデアの説明
私たちは,家で電子レンジを使う回数を1週間に4,5回と決めて使ったり,冷凍食品やレトルトをフライパンなどの電子レンジ以外で温めたりするようにしました。回数を決めることで今どれくらい使ったのかを意識するようになったので,省エネになったと思います。フライパンはガスを使うので,10分以上使うならレンジを使った方が省エネだということにも気づきました。

発表の様子

講師との対話

講師

ありがとうございました。まず,回数を意識して省エネをしたのは素晴らしいと思いました。意識すると行動は変わります。回数を自然と考えるようになることで,行動に現れるにするということは,省エネだけでなくて他のことにも使えると思います。ちなみに,電子レンジを使う食品を買う量を少なくすることはできましたか?

児童

できませんでした!

講師

そうですよね。最近電子レンジを使わないものが少ないので,難しかったと思います。例えば,夜出しておいて,朝には解凍されているという工夫も考えられると思います。

子どもたちからの質問

児童

今,省エネで困っていることは何ですか?

講師

省エネをするのが難しい家電があります。それは消費電力がかかっているけど代わりにならないもの,例えば冷蔵庫です。冷蔵庫は365日止めることができません。ですので,例えば「開けっぱなしにしない」のような工夫を,一人でも多くの人ができるようになれば省エネにつながると思います。

児童

どうして冷蔵庫の窓は透明ではないのですか?

講師

面白いところに目をつけましたね。理由は2つあると思います。一つ目は冷蔵庫の設置場所です。冷蔵庫はどこに置いてありますか?

児童

キッチンの近くです。

講師

そうですよね。キッチンや食卓には人が集まりますよね。そうするとお客さんやお友達が来たときに,冷蔵庫の中が丸見えだと恥ずかしいと思います。そして2つ目は,家庭用の冷蔵庫でガラスを使って冷蔵庫を作ろうとすると値段が上がってしまいます。ちなみに値段は高いですが,扉を叩くと透明になる冷蔵庫はあるみたいですよ。

質問タイムの様子

授業最後の講師からのコメント

今回,やってみて難しかったこともあったかもしれませんが,自分が今できることをすることが,これからの未来につながっていくと思っています。離れたところから,みなさんの活躍を願っています。今日はありがとうございました。


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