7月3日(月) 鳥取県立上市立上勝小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。
5・6年生の子ども達が考えた省エネの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
省エネに取り組む家電: 冷蔵庫
私たちが考えたのは冷蔵庫の省エネです。選んだ理由は、授業で消費電力が中程度であると知ったからです。4つの工夫を考えました。①冷蔵庫の開けっ放しに注意する②入れ過ぎに注意する③温度を弱にする④照明の無駄を減らすです。これで省エネができると考えました。
講師との対話
なるほど。4つとも効果的なアイデアですね。照明というのは冷蔵庫内部の証明ですか?
はい。そうです。
なるほど。開けっ放しにすることは基本的ですがやはり大事なことですね。物の入れ過ぎに注意することも有効です。機種に容量が決まっていますので、それを超えないようにするというのは省エネにとって大事なことです。温度を弱にするのは、夏の時期は入ってるものが痛むこともあるので注意が必要ですが、これも有効です。
照明については、いい着眼点だと思います。いまの冷蔵庫は開けたときに自動的に照明を付けたり消したりして省エネになっているものも多いです。お家に帰ったらそういう機能がついてるかどうか確かめてみてください。もし現状のものに機能がなければ、買い替えるときに自動機能がついてるものの購入を検討してみてください。
子どもたちからの質問
どんな機械を作っているんですか?
パソコンが代表的なものの1つです。みなさんが使うような個人向けのパソコンも作っていますが、スパコンといってスーパーコンピューターも作っています。1人の人が一生かかってもできないような計算をすぐにしてくれるものです。研究などに使われているいます。あとは、エアコンなどもち作っています。
児玉さんは富士通でどんな仕事をしているんですか?
長くコンピューターを動かすソフトウェアを作っていました。いわゆるシステムエンジニアです。長そのあと、お仕事を円滑にしていくにはどうしたらよいかについてサポートしたり提案したりする仕事、コンサルティングというのですが、そういった仕事をしています。
授業最後の講師のコメント
今日はありがとうございました。富士通は、一言で言うと、コンピューターを作っている会社ですが、みんなの生活を長く続けるためにコンピューターを使いながら課題を解決する会社になろうと大きく転換しています。みなさんも「持続可能」「SDGs」と呼ばれる言葉を勉強したかもしれませんが、そのような言葉に近いですね。省エネも課題の1つです。今日の省エネの授業で疑問に思ったことや関心を持ったことについて、今後も調べたりして勉強していってほしいと思います。総合的な学習の時間や算数でのデータ活用授業なども積極的に取り組んでくださいね。
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