11月20日(月) 広島市立山田小学校にて、株式会社デサントと『新しいスポーツウェアを考えよう』を実施しました。子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

  • アイデアの説明
    私たちは,今の体操着の困りごととして暑くて,寒いこととデザインがダサいことを挙げました。そこで,夏は体操服にファンをつけて空調をつけて困りごとを解決しました。

□アイデアがまとめられた発表用ワークシート

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表の様子

講師との対話

講師1

ありがとうございます。この1着で一年中使うということですよね?

児童

そうです。

講師1

サスティナブルな世の中で,1年中着ることができる体操着というのはとても大切なことです。環境のことまで考えていて素晴らしいと思います。ダイヤル調整が今時だと思ったのですが,どこからそのアイデアが浮かんだのですか?

児童

ダイヤルで空気の入れ具合を調節できたら便利かなと思ったからです。

講師1

簡単に調整できるので,着目しているところが素晴らしいです。アドバイスをするなら,ダイヤルにすると重くなってしまうので,重くならないように開発する必要がありますね。発表ありがとうございました。

子ども達からの質問

児童

一番大変なことは何ですか?

講師

デサントは,スキーウェアから始まりました。寒いところで暖かい服にするのは考えやすいですが,暑いところで涼しい服を作るのは難しいのですね。一人でこの問題を解決することは難しいので,今日みなさんがやったように,チームで開発することが重要ですね。

児童

スポーツウェア作りで楽しいことは何ですか?

講師

スポーツが身近にあるところです。オリックスのユニフォームや,広島カープのビジターのユニフォームはデサントが作っています。野球を見るだけでなく,「あれは私たちが開発した服だ」という楽しみを感じられるところは幸せだと思っています。

質問タイムの様子

授業最後の講師からのコメント

講師1

みなさんのアイデアが着る人のお悩み解決になっていたので,とても素晴らしいと思いました。

商品ができる背景には,困りごとや「こういうものがほしい」という気持ちがあります。ものづくりは,その発想で作られていることを覚えておいてほしいなと思います。 みなさんのアイデアを参考にしながら,今後も開発していきます。今日は発表ありがとうございました。

講師2

今日はみなさんがお客さんとして,「こうだったらいいのに」を発表してくれたと思います。大人になったら作る側になると思いますが,そのときに買う人側の思いを忘れないでほしいなと思います。

ありがとうございました。


株式会社デサントの授業の詳細はこちらをご覧ください。
pro-school.main.jp/descente/

おすすめの記事