11月28日(火) 岩手県久慈市立侍浜小学校にて、株式会社LIXILとインターネットで繋がる遠隔授業「学校の安全を保つための製品企画を考えよう」を実施しました。

子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子どもたちの発表アイデア

トラブル
黒板に書いているときに台から落ちてしまう

アイデアの説明 
トラブルにあいやすい人は、先生や書記の人黒板に書いている人です。対策として、台をなくし、黒板を上下にできるようにしました。黒板を上にした時には見やすくなるように工夫しました。

講師からのコメント

講師1

学校でも工場でも転倒によるケガがとても多いので、目の付け所がいいですね。またその対策として、そもそも段差をなくしてしまおうというアイデアもとてもいいと思いました。質問ですが、黒板に書いている人以外にけがをしやすそうな人は誰でしょか?

児童

台の周りを歩いている人が、下を見ていなくて段差につまずいてこけてしまうと思います。

講師1

そうですよね。トラブルにあいそうな人を、台の周りを歩いている人まで広げると、台の危険性がより伝わりやすくなるのではないかと思いました。

講師2

私も、台をなくしてしまおうというアイデアがとても良かったと思いました。トラブルの原因となっているものそのものをなくしてしまうというのはなかなか思いつかないけれど、一番大事で効果のある方法ですよね。発表ありがとうございました。

授業最後の講師からのコメント

講師1

今日はありがとうございました。今回私からみなさんの考えにアドバイスをしたりしましたが、このようにいろんな人と話をすることによって、たくさんの考えを手に入れることができます。ですので、自分とは考え方の違う人と話をすることはとても大切なことです。今回グループで発表する中で、そんなことを学んでいただけたのではないかと思います。

講師2

みなさん発表をありがとうございました、全グループ元気で声が大きく、活気のある5・6年生だなと思いました。間違ってもいいから大きな声で元気よく発言することは今後も続けてほしいと思います。今回はグループで話し合いながらアイデア考えてもらったと思いますが、なかなか自分の意見を言いづらいこともあったかと思います。いいアイデアを出すときには、いろんな人のいろんな意見を出し合うことが大切です。同じ意見の人ばかり集まってもいいアイデアにはなりません。ですので、皆さんには自分の意見を発言する勇気を持ってほしいですし、他の人の意見を受け入れられる人になってほしいと思います。自分の持っている背景は自分の強みなので、発言する勇気と受け入れる気持ちを持ちながら次のステップに進んでいただきたいです。


株式会社LIXILの授業 「学校の安全を保つための製品企画を考えよう」の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/lixil/

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