3月22日(火) 福井市立殿下小中学校にて、ソニーグループ株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「私たちの『ふるさとマーク』をデザインしよう!」を実施しました。

この授業では、子どもたちが自分たちの住む地域を表現した『ふるさとマーク』をデザインすることで、地域の魅力を再発見するとともに、自分たちの想いを伝える体験をしました。また、その作品をソニーのデザイナーに発表し、アドバイスをもらいました。子どもたちの『ふるさとマーク』のアイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子どもたちの発表アイデア

講師からのコメント

講師

『ふるさとマーク』をデザインする際、グループ内で意見が対立したり、ぶつかることはありましたか?

児童

そういうことは特にありませんでした。

講師

デザインをする中で、チームのメンバーそれぞれに意見を出し合い、よりよいものになっているのだと思います。

すごくいいなと思ったのは「ふるさと」だと感じる場所の写真を撮影する際に、実際に自分たちがそこに行って自分たちが写真を選んでいることです。

極端に言うと、現場に行かなくてもデザインはできますが、それはよいデザインとは言えません。現場に行って、聞いて、触って、ようやく本当に伝えたいものをデザインすることができます。

自分たちのふるさとをしっかりと考えて作られたデザインはとても良いと思いました。

デザインのコツは、バランスやシンプルにすることなどいくつかありますが、一番大切なのは伝えたい「気持ち」です。

みなさんのふるさとマークは、みなさんが「こんなことを伝えたい」という気持ちがこちらに伝わってきました。素晴らしいふるさとマークだと思います。

質問コーナー

講師

デザイナーのやりがいは何ですか?

児童

自分がデザインしたものが世の中に出ることが一番うれしいです。

講師

デザインの中でいちばん好きな工程は何ですか?

児童

いろいろな人と意見交換をすることです。人と話す中で、感覚を交換しながら積み上げていく過程が一番楽しいです。時に反発したり、相乗効果が生まれたり、自分の中にない意見をもらえるのでとても楽しいです。

講師

子どもの時の経験が今の仕事に役立っていますか?

児童

役に立っています。子どもの時からモノづくりが大好きで、割りばしでモノづくりをしていました。また、不便なものをよくしたい、楽をしたいと考えていました。そのような、子どもの時の生き方が今に影響していると思います。

私がデザイナーになりたいと思ったのは中学2年生の頃でした。当時は車のデザイナーになりたくて、自分なりにデザインして遊んでいました。日々、いろいろなことに関心を持つことがとても大切だと思います。


このプログラムはソニーの国内における子どもの教育格差縮小のための取り組み
「感動体験プログラム」の一環として運営しております。

感動体験プログラム:https://www.sony.com/ja/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/kando/

ソニーグループ株式会社の授業の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/sonydesign-2/

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