2020年11月12日(木)、岡山県赤磐市立笹岡小学校の5,6年生の皆さん(7名)に、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のロボットトイ「toio™(トイオ)」を使って「新しいあそびをつくる」ミッションに挑戦していただきました。
生徒さん達が考えた「新しいあそび」のアイデアと、そのアイデアをtoio™の開発者である講師に発表する様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア1
遊びのタイトル:トイオ運動会
- 遊びのルール説明
「障害物リレー」
障害物をよけて先にゴールした方が勝ちです。
「おはじき運び」
2分以内に、自分のおはじきを得点を書いた的に入れます。相手のおはじきを出してもOK。運動会の大玉運びを参考にして考えました。
講師からのコメント
これは素晴らしいです。カーリングみたいですね。ハプニングシールを上手く使っています。見た目も楽しく、色・デザインも良くて完成度が高いと思います。自分たちが楽しいものを考えて、それを改良していく姿勢が大切です。
子ども達の発表アイデア2
遊びのタイトル:めいろおにごっこ
- 遊びのルール説明
段ボールで作った迷路の中で鬼ごっこをします。逃げる方は先にスタートし、アイテムを拾いながら進みます。制限時間内に逃げ切れたら勝ちです。
サバイバルゲームと迷路を組み合わせてみました。低学年から高学年まで楽しく遊べるようにアイテムカードを用意しました。
講師からのコメント
キャラクターを色分けするなど、見た目もわかり易いですね。鬼ごっこだけでなく、迷路と組み合わせて発展させたのが良いです。どんな人に楽しんでもらいたいかを考えるのはとても大切です。
一歩進んで、プログラミングとの組み合わせ、たとえば鬼の動きをプログラムしてみるなども考えてみると良いでしょう。
子ども達からの質問
「toio™」を作ったきっかけはなんですか?
学生時代は自分達で制作したロボットでコンテストに出ていました。この時の経験がとても楽しくて、大人になってもモノづくりを続けた延長で「toio™」を作るようになりました。
障害物リレーを面白くするアイディアは有りますか?
偶然が引き起こす、先のわからないドキドキがあると飽きずに楽しめると思います。サイコロを使ったり、プログラムで変化を出したりするのはどうでしょう。
toio™開発者からのメッセージ
どの遊び方も面白くてビックリしました。YouTubeで動画を公開して欲しいくらいです。皆さんが楽しんで発表している雰囲気がとても良かったです。他のことでもそうですが、お互いに良いところを褒めあっていくのが大切だと思います。
これからは、プログラミングで動かすとしたらどうなるか、自分がロボットになったつもりで考えてみましょう。
SIEの授業の詳細は、こちらのページにてご紹介しています。