7月7日(金) 湯浅町立田村小学校にて、株式会社モスフードサービスとインターネットで繋がる遠隔授業「地元の食材を使っておいしい×◯◯なご当地バーガーを提案しよう」を実施。
6年生の児童が、地域のモスバーガー店長や地区担当者、本社の社員に向けてアイデアを発表しました。子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子どもたちの発表アイデア

アイデアのタイトル:おいしい×地元の応援

アイデアの説明 
みかんとゆずを入れたことが特徴です。みかんは酸味が出て,ゆずは香りが良くなると思います。また,太地町で有名なくじらをハンバーグにしているので,地元の食材を使っているところもポイントです。それ以外にも,みかんに合いそうなクリームチーズを入れたり,みかんをそのまま入れてしまうと水っぽくなってしまうと思ったので,ドライみかんにしたりして食べやすくしました。

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表の様子

講師との対話

講師1(本社)

素敵な提案ありがとうございました。今回ご提案していただいたハンバーガーには色々な工夫がされているなと感じました。ちなみに,くじらをハンバーグにした理由は何ですか?

児童

竜田揚げだと食べにくそうだと思って,普通のハンバーガーに入っているハンバーグを使おうと思いました。

講師1

その視点は,とても重要だと思います。ハンバーガーを食べている時に,お肉が噛み切れずにお肉だけが出てしまうと悲しいですよね。どんな人にも食べやすいハンバーガーを考えて提案されているのはいいなと思いました。あと,ドライみかんはよく食べられるのですか?

児童

私の家が農家で,お母さんが使っていておいしかったので,使ってみようと思いました。

講師1

なるほど,実感を持って商品を紹介できるのはいいですね。少し話は変わりますが,実は以前,古座川町のゆずを使ったドリンクやシェイクを販売していたことがあります。今回ゆずを使われたのは,地元のことをよく調べていただいた結果だと思いました。ご提案ありがとうございました。

子どもたちからの質問

児童

モスバーガーの社員には,どうやってなるのですか?

講師2(地域担当)

まずはしっかり業界を勉強して,モスバーガー以外のハンバーガー屋さんでやっていることを知ることだと思います。その中で,モスバーガーでこんなことをやりたいです,こんなところに力を入れたいですということをしっかりと見つけることが重要だと思います。 でも,その前にモスバーガーでアルバイトするのもいいかもしれないですね。

児童

ご当地ハンバーガーで採用されたものはありますか?

講師1(本社)

残念ながらありません。理由の一つに,提案された商品の食材を集めるのが大変なので,その部分を配慮して提案していただけるともしかしたら採用につながるかもしれません。

質問タイムの様子

授業最後の講師からのコメント 

講師1(本社社員)

6名の皆さん発表していただきまして,どうもありがとうございました。本当に皆さんの熱意がたくさん伝わりました。

今回の発表にあたって,みなさんは地元のことをたくさん調べたと思うんですよね。私はクジラをほとんど食べたことがないので,竜田揚げだとかハンバーグだとかにすると美味しいのかな。とか,有田のみかんはやっぱり美味しそうだなとか,よく伝わってきました。今回の授業は地元を調べて、知らない人に対して自分が思っていることを伝える機会になりました。それは、とても大切なことだと思います。

また,地元では当たり前だと思っていたことも,実は少し離れた人にとっては全く当たり前じゃないことも多いです。ですので,ぜひ皆さんが今住んでいる地元のことをもっと調べて、いろんな人にお話していただけると,よりお家の近くのことや地元のことが大好きになってくると思います。

今日はありがとうございました。



株式会社モスフードサービスの授業の詳細は、こちらのページにてご紹介しています。
https://progaku.com/mos/

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