2月8日(月) 茨城県光輝学園つくば市立葛城小学校にて、日本ハム株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「企業の食品ロス対策を学んで、食品ロスを減らすワンアクションを考えてみよう!」を実施しました。

子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア1

取り組んだ課題:給食の食べ残しを減らす

  • 1組2班
  • 発表内容
    好き嫌いがある人が食べやすいようにするために、アンケートをとり給食センターの人に工夫をお願いします。また、野菜嫌いの人が多いので、ドレッシングを選べるようにします。
発表用のワークシート

講師からのコメント

アンケートをとってそれを作る人に伝える、という方法がとても良いと思います。企業でも同じように、購買者のニーズを確かめて製品を作っていますよ。

給食の野菜はどんなものが多いですか?

サラダが多いです。

嫌いなものを、ドレッシングで味の好みに合わせるのは良いアイデアですね。
みんなは何が嫌い?

(一斉に)「きのこ」「ピーマン」「アスパラ」「トマト」・・・

味覚というのは年齢で変わってきます。今まで嫌いだったものが急に美味しく感じることも有るので、一回嫌だと思っても挑戦し続けて下さいね。

子ども達の発表アイデア2

取り組んだ課題:食べ残しをなくすために!!

  • 2組5班
  • 発表内容
    あまり食べられない人は量を減らし、たくさん欲しい人は多めに盛り付けます。それでも食べ残したものは、畑の肥料や鳥類などのエサに回すことを考えました。
発表用のワークシート

講師からのコメント

盛り付ける量を変えるのはすぐに実践できますね。やったことある人はいますか?

僕は普段からやっています。

ぜひ続けてね。まだの人も今日からでもやってみて下さい。日本ハムでも、骨や骨周辺の小さい肉片などの食べられない部分を肥料やエサにレンダリング(再利用)していますよ。

子ども達からの質問

賞味期限や消費期限はどうやって決めていますか?

賞味期限は美味しく食べられる期限で、主に加工品についています。消費期限は生ものに記されていて安全に食べられる期限です。日本ハムでは、いろいろな検査を繰り返して期限を決めています。

一番人気のある商品を教えてください。

「シャウエッセン」が一番人気です。35年以上のロングセラー商品で、最近はチーズ味のものも有りますよ。

日本ハム株式会社 講師からのコメント

今日は発表お疲れ様でした。どのグループも工夫して考えてくれてありがとうございました。食品ロスについては、日本だけでなく世界中で問題になっています。ゴミが増えると環境にも影響を与えるからです。

日本ハムでは「生命(いのち)の恵みを大切にする」とうたっています。私たちの製品は動物の命を頂いて作っているので、出来るだけそれを無駄にしたくないという思いが強いのです。

小さなことでも続けていくのは大事なことです。皆さんも、食べ物を大切にする気持ちを持って「ワンアクション」に今日からチャレンジしてみて下さい。



日本ハム株式会社の授業の詳細はこちらをご覧ください。

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