12月14日(月) 兵庫県神戸市立藍那小学校にて、ソニー株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「MESH™ で発明家にチャレンジ」を実施しました。

子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子どもたちの発表アイデア1

アイデアのタイトル:勉強がわからない時やしんどい時に光が点灯する

  • アイデアの説明
    授業中にわからないことがあった時に、人感ブロックに手をかざすと先生のところのLEDブロックが青く光ります。しんどい時には、ボタンを押すとLEDが赤く光ります。
  • 使用したMESHブロック
    ボタン  /  LED  /  動き  /  人感  /  明るさ  /  湿度・温度
アイデアがまとめられた発表用ワークシート

講師との対話

どうしてこのシステムを作ったのですか?

「 わからない」と言い出しにくい人のためです。

素晴らしいと思います。なぜ動きブロックではなく人感ブロックを使いましたか?

手をかざすだけで反応するので、「振る」などの動作が必要な動きブロックより簡単だと思ったからです。

なるほど。LEDブロックを使い、先生が見ただけでわかるのが良いですね。ぜひ授業でも使って欲しいと思います。

子どもたちの発表アイデア2

アイデアのタイトル:休み時間に教室の電気を消す

  • アイデア説明
    教室の電気を消し忘れてしまうことが多いので工夫してみました。教室の出入口に人感ブロックを付けて教室から出る人数をカウントし、クラスの人数分カウントされるとスピーカーからアラーム音が流れ、LEDブロックが点灯して電気の消灯を促します。また、最後の人がボタンを押すと音とLEDが消えます。
  • 使用したMESHブロック
    ボタン  /  LED  /  動き  /  人感  /  明るさ  /  湿度・温度
アイデアがまとめられた発表用ワークシート

講師からのコメント

カウンターを使って人数を測ることをしているのが素晴らしいです。みんなで話あって決めたことですか?

はい。休み時間などに電気を消し忘れて外に出てしまうことが多く、電気代がもったいないと感じていました。カウンターの機能がどこに有るのか探すのが大変でした。

素晴らしい視点ですね。カウンターを用いた高度なプログラミングに挑戦してくれて嬉しいです。また、アイデアシートのイラストが上手ですね。これをみるだけでどんな装置なのかわかって良いです。

発表の様子

子どもたちからの質問

MESH™はとても小さいのにいろいろな機能があって凄いです。MESH™の中はどうなっていますか?

MESH™ブロックは、タブレットとの通信を行う部分と、それぞれのセンサーで出来ています。

なぜMESH™ という名前ですか?

「Make(作る) Experience(体験) Share(共有)」の略です。

なぜソニーに入社しましたか?

わたしは、学生時代にAIの勉強していました。また、ソニーはプログラムやソフトウェアだけでなく、音楽や映画、ゲームなど幅広い事業を行っています。AIの研究者としてソフトウェアだけではなく、いろいろなものを組み合わせてより良い生活を作っていきたいと思い、ソニーを選びました。

質問タイムの様子

講師からのコメント

今日は素敵な発表をありがとうございました。私は中学生の時のプログラミングの授業がきっかけでこの仕事に興味を持ち始めました。みなさんも今日学んだことを生かして、どん欲に自分からやりたいものを見つけていって下さい。

このプログラムはソニーの国内における子どもの教育格差縮小のための取り組み
「感動体験プログラム」の一環として運営しております。

感動体験プログラム:https://www.sony.co.jp/SonyInfo/csr/ForTheNextGeneration/kando/
MESH™:https://meshprj.com/jp/ 


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