11月17日(水)福井県若狭町立みそみ小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。

5年生7名の子ども達が考えた省エネの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

省エネに取り組む家電:ストーブ,こたつ,エアコン,掃除機,カーペット

  • アイデアの説明

A エアコンや電子レンジ,トースターなどは,使わない時はコンセントを抜きます。また,B ストーブを羽毛布団にしたり,ホットカーペットをジョイントマットに代えるなど,電力を使わないもので代用します。他には,C ストーブを部屋を暖める時とこたつで使うなどし,1つのものを2つのことに使う工夫ができると思います。
やってみてわかったのは,Aの場合は少し電力が減りました。Bの場合は,変わら暖かかったです。また,Cのときはこたつに使っていた分の電力がなくなり,電気代が安くなりました。

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表中の様子

講師のコメント

講師

たくさんの省エネ方法を考えてくれてありがとうございました。

電化製品には待機電力という,コンセントがささっているだけで電力が使われてしまうようになっています。これはいつでもすぐに電化製品を使えるようにするためです。ホットカーペットの下にアルミシートをしくのもすごくよい方法ですね!

ここでクイズです。ホットカーペットを使う時に気をつけなくてはいけないことはなんでしょう?

①ゴロゴロテレビを見る ②ゴロゴロしたまま寝てしまう。 ③使っていない時はコンセントプラグを電源から抜く。

正解は,②のゴロゴロしたまま寝てしまう。でした!

ホットカーペットはポカポカしてつい寝てしまいます。でも,気をつけなくてはいけないのは低温火傷です。体温よりも少し高いホットカーペットに長時間いることで火傷をしてしまう可能性があります。

みなさんも,気をつけてください!

子ども達からの質問

児童

テレビの音量を小さくすると節電できますか?

講師

テレビの音量は少しの電気しか使わないので,普段から大きすぎないようにしておけば大丈夫です!自動的に音量を調整してくれるものもあります!

児童

節電するときにどんなことを意識したほうがいいですか?

講師

テレビなら時間を決めてダラダラみないなど,日々の積み重ねを意識しましょう。電化製品を使う時は,どうやったら節電になるのかを日々考えながら節電していきましょう!

児童

テレビ・冷蔵庫・アイロンで他に節電できそうなことはありますか?

講師

テレビだと画面の明るさを落とすことで,音量を小さくするよりも節電になります。画面のホコリをとるなど,定期的な掃除をするようにしましょう。

児童

一番省エネできやすい物はなんですか?

講師

冬はエアコンやファンヒーターなど暖かくするものの節電効果が高いと思います。

夏はその逆で涼しくするものに注目しましょう!

児童

家電の名前はどうやってつけているのですか?

講師

製品を作った人が決めたり,社員から募集したり,社長が決めたりしています。

児童

仕事場でどんなことをしていますか?

講師

私は総務部で働いているので,皆さんと同じように節電について考えたり,小学校にいって子供たちに授業をしたり,そのための資料を作ったりしています。

質問タイムの様子

富士通株式会社の講師からのメッセージ

今日はすばらしい省エネアイデアを実践してくれてありがとうございました。

おとなになっても,お仕事についたら常にどうしたらもっとよくなるだろうと考え続けることが大切です!省エネもずっと継続して考え続けることが大切です。

みなさんも,これからずっと省エネを続けて頑張っていってください!

ありがとうございました。


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