10月13日(水) 長野県生坂村立生坂小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。
講師が紹介する都会の様子に、子どもたちも大喜びしていました。子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
アイデアのタイトル:ドライヤーの省エネ
- アイデアの説明
私たちの班では、ドライヤーの省エネを考えました。
私たちが考えたドライヤーの省エネは「タオルでよくふく」「ふいたあと扇風機でかわかす」「かみの毛をよくしぼり、水気をおとす」です。
やってみた結果、いつも4分ドライヤー使っているのが2分に減りました。また、髪の毛をしぼった方が水気が取れ、早く乾きました。扇風機は風が冷たいので、タオルの方が効果があると思いました。
講師との対話
ドライヤーを使う時間が半分の時間になったのはすごいですね。1日だとたった2分だと思うけど、365日続くとすごい量の電気が消費されることになります。毎日続けたらすごい量になるということに着目してもらえたらと思います。
私から提案として、水を良く吸い取る吸水タオルを使うと、さらに少ない時間になると思うので、こうした便利なものも使ってみるのもいいと思いました。
扇風機の風が冷たかったということですが、ここでクイズです。ドライヤーの温風・冷風どちらが電気を多く使うと思いますか?
温風だと思います。
すごい、正解です!みんな知ってたの?
実は、冷風は温風の10分の1なんだそうです。すごく違いますよね。温風である程度乾いたら、冷風に切り替えてもらうのがいいかもしれません。 ちなみに、温風をあてた後に冷風を使うと、かみの毛がつやつやになるそうです。ぜひ使ってみてください。
子ども達からの質問
お仕事をするときにどんなことを大切にしていますか?
私は、人とのつながりを大切にしています。
人間は一人じゃ生きることができません。みなさんが学校で勉強するために、おうちの人や学校の先生・生坂村の人たちなどが、知らず知らずのうちにつながっていると思います。
だからこそ、みなさんにも人とのつながりを大切にしてほしいと思います。
今後の夢はなんですか?
「人々が便利で暮らしやすい世の中に変えていくこと」が富士通の目標ですが、そのために社員が生き生きと元気で働くことができるようにすることが、私の夢です。
仕事で苦労していることは何ですか?
たくさんあるけど、一番苦労したのは、相手に伝えたいことが伝わらなかったことです。
その時は一緒に働く仲間に相談して、伝わる方法を一緒に考えてもらいました。
いろいろな考え方の人がいるんだなと思うことも大切だと思います。
電力が一番使われている時間はいつですか?
一日の中で熱が出るものを使うときって、いつだと思いますか?
ご飯を作るとき、家でテレビを観るとき、ドライヤーを使うとき…とかですね。
それぞれの生活があると思いますが、平均的に朝と夜が電力を多く使うと言われています。
富士通株式会社の講師からのメッセージ
素晴らしい省エネアイデアを考えてくれてありがとうございました。今回はいろいろ省エネについて考えていただきありがとうございました。
大人では気づかない視点で、とても素晴らしいアイデアだったと思います。これからも、省エネの方法をいろいろ考えて続けてみてください。
時には失敗するかもしれないけど、その経験をこれからの人生に活かすことができます。いろいろな経験をしながら、これからの人生を挑戦していってください!
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