6月29日(水)若狭町立鳥羽小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。

6年生の子ども達が考えた省エネの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

省エネに取り組む家電:掃除機

  • アイデアの説明

三人でそれぞれ省エネに取り組んでみました。

①掃除機を使う時間を30分と決めておく
⇒家が広すぎて無理だった。狭ければできそう。

②カーペットは掃除機、床は箒で掃除する
⇒使い分けは出来そうだが、カーペットが少ない家では効果があまりなさそう。

③ゴミが少なければ雑巾や箒を使い、多かったら掃除機を使う
⇒時間がかかってしまう。

発表用ワークシート
発表の様子

講師のコメント

講師

実際に試してみてどうでしたか?

児童

大変でした。

講師

掃除の大変さが実感できたと思います。省エネをするためには、掃除機を使わないできれいにする方法もありますよね。カーペットなら粘着クリーナー、床なら箒など使い分けると良いですね。広い家で大変ならば、たとえば散らかったものを片付けてから一気に掃除機をかけるなど、工夫してみましょう。

子ども達からの質問

児童

富士通ではどんな省エネをしていますか?

講師

パソコンをつけっぱなしにしない・省エネモードに切り替える、の二つを実践しています。小さな事に思えますが、社員は13万人いますので「少し」を積み重ねることで大きな省エネにつながります。

児童

アイデアはどうやって思いつくのですか?

講師

今回の授業で皆さんがやってくれたように、富士通でも仕事をするときはチームで行います。みんなが意見を出して話し合うことで、いろいろな人のアイデアを取り込むことが出来ますよね。話し合いをするときに大切なのは他の人の意見に「間違っている」と絶対に言わないことです。ただ、自分とは違う考え方だというだけです。みんなの意見を聞いてアイデアを膨らませて欲しいですね。

質問タイムの様子

授業最後の講師からのコメント

どうでしたか?楽しかったですか?省エネについて学べましたか? 今日はとても素晴らしい授業が出来ました。でも、これで終わりにするのではなく、省エネをコツコツと少しずつ続けて、周りの人にも広めることが大事です。省エネの輪を広げて、情報を発信していってください。それが皆さんの未来にきっと繋がっていきますよ。


富士通株式会社の授業の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/fujitsu/

【メディア掲載情報】
こちらの授業の様子は、福井新聞に掲載されました。

おすすめの記事