9月16日(金) 竹原市立荘野小学校の皆さんに、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のロボットトイ「toio™(トイオ)」を使って「新しいあそびをつくる」ミッションに挑戦していただきました。
子どもたちが考えた「新しいあそび」のアイデアと、そのアイデアをtoio™の開発者である講師に発表する様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子どもたちの発表アイデア
あそびのタイトル:トラッシュゲーム
あそびのルール説明
対象:誰でも
準備:段ボールの壁で囲ったフィールドにゴールを二つ設置。赤い玉2個、ティッシュで作った白い玉9個、イベントカードをバラバラに置く。toio™に紙工作を付けてゴミ(玉)を集めやすいようにする。自分のゴールにゴミを多く入れた方が勝ち。ボーナスとして赤玉は3点とする。
講師との対話
どうしてティッシュで玉を作ったのですか?
転がりすぎないことと、軽くて集めにくいからです。
ハラハラする楽しいゲームだと思います。ハプニングカードを上手く使ったり、玉によって点数が違う工夫があったり、壁があることで端の方は取りにくくなっているのも面白いです。ゲームの名前はどういう意味ですか?
ゴミを集めるゲームなので「トラッシュゲーム」とつけました。
わかりやすくて良いですね。名前に合わせてtoio™をゴミ収集車のような形にすれば、よりその世界を表現できるかもしれません。自分たちだけでなく他のいろいろな人に試してもらって、人に見せることを意識して考えるとより良くなると思います。
子どもたちからの質問
子どもたちの質問①
toio™のプログラムはなにを使えばできますか?
講師のコメント①
toio™の「GoGo ロボットプログラミング」を使ってカードを並べてプログラムを作ることも出来ますし、「toio Do」というアプリを使えばパソコンやタブレットなどでもプログラムが作れます。
子どもたちの質問②
なぜtoio™を作ったのですか?
講師のコメント②
やってみたいことを形にしました。もともとロボットの研究をしていて、ロボコンに出場したり、レスキューロボットを作ったりしているうちに、みんなに触ってもらって、家で楽しめるようなロボットが作りたいと思うようになりました。新しいゲームやあそびの研究をしていた研究者の友人と、TVゲームやボードゲームのように、ロボットでゲームが出来たらきっと楽しいだろうと考えて、一緒にtoio™を作り始めました。
toio™開発者からのメッセージ
楽しい作品をありがとうございます。皆さんと出会えて良かったです。自分が楽しいと思うことを工夫して、実現することは仕事でも一番大事なことです。絵を描いたり、作ってみたりして実験することが大切です。
toio™を使ってみてどうでしたか?難しかったかな?新しいものを学ぶと出来ることが増えていきます。算数や理科、図工、音楽など、学校での勉強や知識を使ってロボットプログラミングで遊んでみて下さいね。
SIEの授業の詳細は、こちらのページにてご紹介しています。
https://progaku.com/sie/