11月29日(水) 仙台市立秋保小学校 にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」を実施しました。

子ども達のアイデア発表を中心に授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

タイトル: 秋保町の店舗事案

スーパーなどが少なく不便だという地域課題について考えました。

空き家や郵便局などの空きスペースを開放したり、ロボットを使って自動化したりしてコストを減らすことで誰でもお店を出しやすくします。また、秋保の良さを知ってもらうためにインターネット等で他の地域の人に写真や様子を伝えます。また、商品のみを無人販売できるようにして様々な種類の商品が安く並ぶようにします。

いろいろな種類の商品が安く手に入ると、それを目当てに観光客が訪れる町になり、お店が地域の人の交流の場にもなります。

発表の様子

講師のコメント

講師

秋保の様子を知ってもらうことでお店に来る人が増える、というアイデアは素晴らしいですね。住んでいる人しかわからない良いところをどんどん発信することで、本当にお店に来る人が増えると思います。

また、ロボットで無人化してコストを減らすアイデアもすごいです。小学生なのに経営者の視点で見ていること、労働者不足にも対応できるように考えているところに感心しました。

秋保と言えば温泉が有名です。温泉に来た観光客がこの地域まで足を延ばして「あのお店に行ってみよう」と思ってもらえるような情報発信ができたら素敵ですよね。

子どもたちからの質問

児童

スーパーコンピュータ富岳の大きさはどれくらいですか?

講師

幅85センチ、奥行き140センチ、高さ2メートルのものをたくさん並べて計算をしています。一つの重さは2トンもあります。

児童

どうしてプログラミングの仕事をするようになったのですか?

講師

子供のころお父さんにゲーム機をおねだりしたら、貰えたのはなぜかプログラミングができるパソコンでした。仕方なく、パソコンを使って自分でゲームを作って遊んでいました。それが今の仕事につながりました。

質問タイムの様子

授業最後の講師からのコメント

今日はアイデアを聞かせてくれてありがとうございました。普段、周りにいるのは頭の固い大人ばかりなので、みなさんの自由なアイデアに触れられてとても楽しかったです。これからも地域のため、自分のために「こんなものが有ったら良いな」ということを伸び伸びと発想して、できれば大人になった時にそれを実現していただければと思います。


富士通株式会社の授業 「テクノロジーを使って地域の困りごとを解決しよう」の詳細はこちらをご覧ください。
https://progaku.com/fujitsutech/

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