7月4日(火) 矢掛町立美川小学校にて、株式会社デサントと『新しいスポーツウェアを考えよう』を実施しました。子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子ども達の発表アイデア

  • アイデアの説明
    困っていることは、汗の吸収・速乾性と、デザインです。メッシュ素材にすることで通気性がよくなり、脇と背中にすると夏にぴったり涼しくなります。デザインは美川のイメージを出すために、斜めに波をイメージした波の模様を入れました。波の部分はメッシュ素材にして涼しくしました。ズボンは紺色にして美川の印象を一目見てわかるようにしました。

□アイデアがまとめられた発表用ワークシート

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
発表の様子

講師との対話

講師

難しい言葉も使ってくれて、すごく機能性のこともこだわって作ってくれたということがわかりました。全体にメッシュを使うということでしたが、わきは空気が循環しやすいところなので、部分的に使うのもいいと思いました。また、美川の文字や波のデザインにメッシュを入れるということで、すごくかっこいいと思いました。ほかのブランドでは出てこなさそうなのがとてもいいと思います。

講師

ここで質問です。一番汗をかくところはどこでしょう。

児童

わき、背中、首だと思います。

講師

正解です。背中でも特に背骨の中心のところが一番汗をかきます。下半身でいうとお尻や太ももが一番汗をかきます。そういったところにメッシュを使うとより効果的に通気性を上げることができます。

子ども達からの質問

児童

1年間にどれくらい生産しているんですか?

講師

デサントではいろんな種類のウェアを販売しているのですが、私たちのチームは働く人の服を作っています。そこでは多いと年間20万枚の服を生産しています。

児童

服はどれくらいでできますか。

講師

だいたい今売っている商品は、1年前くらいに作ろうと決めました。そしてデザインを考えたり、生地はどれくらいでできるかとか、いろんな人と話しながら進めるので、1年はあっという間に過ぎます。

質問タイムの様子

授業最後の講師からのコメント

講師1

今日はありがとうございました。体操服について一生懸命考えてくれたのが伝わってきてうれしかったです。今回皆さん楽しんで考えてくれたと思いますが、今後も何か物を作ることを楽しんでやってほしいなと思います。なぜかというと、楽しんで物を作ることによって、買ってくれた人がその楽しさを感じてくれるからです。

講師2

難しい言葉や知識を調べてくれたと思いますが、私たちも聞いたことを今後の参考にしていきたいと思いました。みなさんも大人になっていく中で、今日の出来事を何かの役に立ててくれたらうれしいです。


株式会社デサントの授業の詳細はこちらをご覧ください。
pro-school.main.jp/descente/

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