12月14日(水) 竹原市立東野小学校にて、株式会社LIXILとインターネットで繋がる遠隔授業「学校の安全を保つための製品企画を考えよう」を実施しました。

子どもたちの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。

子どもたちの発表アイデア

アイデアの説明 
うんていやジャングルジム、のぼり棒などの遊具の塗装が剥がれたりサビがついたりしていたので、来年入る一年生が安全に使ってほしいと工夫しました。
まずは、やすりで錆びを削ってみましたが、やすりだけでは取れにくく、かけらも飛び散ってしまいました。
そこで、高圧洗浄機の先端を変えたサビ落とし用の商品を考えてみました。充電式で水はプールや川から吸い上げることが出来ます。洗剤を入れる部分や、持ち手の前には破片をガードするカバーもついています。植物の水やりにも使えます。

アイデアがまとめられた発表用ワークシート
授業の様子

講師からのコメント

講師1

新一年生のために、と行動したのがすごいですね。驚きました。将来起こるかもしれない危険を予測して準備するところに感心しました。なぜ遊具のサビに目を付けたのですか?

児童

ペンキの破片が手に刺さったことがあったからです。

講師1

サビ落としの道具ですが、どこに苦労しましたか?

児童

高圧洗浄機の先をいろいろ考えてみたことです。

講師2

自分の体験から優しい気持ちで考えているのが良くわかりました。高圧洗浄機を使うアイデアにビックリしました。本当に開発されたらすごいなと感じました。やすりでサビを落とすのは二人でやったのかな?

児童

5・6年生みんなでやりました。昨日は中学生が手伝ってくれました。

講師2

5年生だけでなく6年生、中学生と広がっていくのが素晴らしいですね。新一年生もきっと感謝して遊具を使ってくれると思います。

講師1

今年だけでなく、これからも仲間を思う気持ちを繋げていけると良いですね。素晴らしい発表でした。

子ども達からの質問

児童

アイデアの提案はどのようにしますか?

講師1

まずアイデアが浮かんだら仲間を作ります。そして周りの人に説明してサンプルを作り、テストをします。そして発表して作るための予算を付けてもらうという順序です。

児童

どんな商品を作っていますか?

講師1

家に関わる全てのものを作っています。ドア、キッチン、トイレ、窓、それから壁や屋根、太陽光パネルなど実際に建てることはしませんが、建築に使うありとあらゆるものを作っています。

質問タイムの様子

授業最後の講師からのコメント

講師1

みなさんの発表はどれもとても立派でした。これからも自信を持ってまわりに意見を伝えていってください。 今日はどうもありがとうございました。


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