9月6日(水) 北見市立相内小学校にて、富士通株式会社とインターネットで繋がる遠隔授業「データを活用して効果的な省エネを考えよう」を実施しました。 6年生の子ども達が考えた省エネの発表アイデアを中心に、授業の様子をレポートにまとめましたので、どうぞご覧ください。
子ども達の発表アイデア
省エネに取り組む家電: 冷蔵庫
冷蔵庫の省エネはどんなことができるか考えました。冷蔵庫の開けっぱなしをしないようにすることと,食品を冷やしてから冷蔵庫にいれることをやってみました。冷蔵庫を開ける回数を数えてみると全員減らすことができました。
次に,「こんな冷蔵庫があったらいいな」を考えました。カメラ付き冷蔵庫は中にどれくらいの量の食品が入っているか確認できる冷蔵庫を考えました。
今回省エネを考えたり,やってみたりすることを通して,まずは小さなことからやってみることが大切だとわかりました。
講師との対話
発表ありがとうございました。冷蔵庫班では,冷蔵庫の開けっぱなしの回数を調べてくれたんですよね。
はい。
ちなみに,開けていた時間は計りましたか?
いいえ,開けた回数だけです。
もちろん今回調べてくれたように開けた回数は重要ですが,時間を短くすることも同じくらい重要です。
食品の入れすぎについて,何がいけないと思いますか?
冷蔵庫が入れすぎた分だけ働かないといけないので,エネルギーを使いすぎてしまうと思います。
その通りです。「冷蔵庫の効率」というのですが,その効率が悪くなって,冷えにくくなってしまいます。そして,どこに何が入っているかわからなくなってしまうのも,みんなにとってよくないですよね。
あと,カメラ付き冷蔵庫についても教えてくれましたが,カメラではどこを映す予定でしたか?
うーん,冷蔵庫の中かな?
なるほど。私が考えたもので言うと,例えば,買ってきたものを入れる前に見せるというアイデアもあるかなと思います。このように,これからも面白いアイデアを考えていってほしいと思います。発表ありがとうございました。
子どもたちからの質問
富士通のみなさんはいつも,どんな省エネをしていますか?
お家で仕事をするというテレワークに切り替えています。そうすることで,通勤にかかるエネルギーを減らすことができます。他には,紙の資料をできるだけ減らして省エネに取り組んでいます。
パソコンを一台作るのにどれくらい時間がかかりますか?
パソコンは基本的に流れ作業で作っているので,一台作るのにかかる時間は,大体1日1台くらいです。ただ,パソコンをカスタマイズできるようになっていることも考えると,一週間くらいでみんなのもとに届くかと思います。
なぜ富士通に入ったのですか?
高校を卒業してから富士通に就職しました。一番の理由は,高校の時にパソコンでプログラミングするのが好きだったからです。
授業最後の講師からのコメント
みなさんSDGsって聞いたことありますか?
今回はその7番目「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」と13番目「気候変動に具体的な対策を」につながっています。この目標だけ聞くとSDGsを難しく考えてしまいますが,実はちょっとテレビを消したり,冷蔵庫の開けっ放しを減らしたりといった小さなことでもSDGsにつながります。ですので,みなさんは今日学んだことを活かして生活してみてください。
今日の授業,とても楽しかったです。ありがとうございました。
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